酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

やまなみ工房 岩瀬俊一さんの画

いよいよ20年目の朝市です。

やっと実現した一博さんの朝市。

ありがたいです。

記念すべき朝市にやまなみ工房の岩瀬俊一さんの画を使わせて頂く事になりました。

私はあんまり知らなかったのですが、ここの所長さん、ロックンローラーみたいなユニークな方。そしてアールブリュットの作品で服を作って、パリコレで採用されたり、その活動活躍は目を見張るものがありました。甲賀にあるのや。是非是非訪れたいと思います。

 

迷って迷って選んだ岩瀬さんの画です。すてきすてきすてき。

何と題名はぞうとゆかいな仲間達。

小川酒店とゆかいな仲間達と重なりますやん。

 

20年の間、いろいろなご縁が生まれました。お蔵には何度おとずれたのやろ。

そして、何種類のお酒を飲ませてもろたのやろ。

時間とともに、お酒も人も朝市もじわじわと育ってきたことが、また嬉しいです。

昨日も話してたんや。ほんまに滋賀のお蔵さん仲ええ。これもお酒が美味しくなった大きな鍵やとおもいます。

私にとって朝市は人生そのものなのかもしれません。

そして益々愛着となって膨らんできています。

ゆかいな仲間たちさん、ありがとうございます。お客さま、ありがとうございます。

こないだあるかたに常連さんばっかりで入りにくいと。パンチさんが口をすっぱくして言うてはった。ご常連さんももちろん大切やけど、新しいお客さんを大事にしなあかんでっせと。ほんまやな。原点にもどって、新しいお客さんも

色々 毛虫や鼠やお花

あまりに美しい毛虫やったので、見とれてしまいました。

そやけど、ホトトギスの葉っぱがすっかり食べられてしまいました。

でもちゃんと土のなかから新芽がでてきていて生命力を感じます。

 

毎日露草の花を摘んで、活けるのが日課やけど、あるとき3つ摘んだはずのつゆ草が二個しかありまへん。鼠ちゃんです。鼠が食べたのです。にっくき鼠、被害がひろがっています。

毎年この季節になると、卯の花が2個ほど咲きます。なんか季節を勘違いしてはるのや。おかしいです。

 

お花の無い季節には、3時に咲く三時草がありがたい。

 

9月に入って、元気を取り戻した青じそと、元気を無くして死んでいった青じそ

なんか人生を感じます。何が幸せかはほんまにわからへんけど。

今日喜多さんの浅見君が来て、時々死んだら自分の体はどうなるのやろと言うてはった。そして浅見君はいつも、お母ちゃんの応援団。励ましてくれはります。

毎日はよおじいちゃんに迎えに来て欲しいというお母ちゃん。多分あの世ではお酒は飲めへんのやで。この世で乾杯するために、元気で生きなあかんのやで。おかあちゃんふぁいと。

たるこめ

恒例の樽ちゃんのコメントが届きました。

 

やったあ!!以下が樽コメです。たるちゃんありがとう!

朝市に、「ハニカミ王子」一博が帰って参りました~!

大治郎同様、2回コロナで流れてのリベンジです☆

●純米 清酒のほうです。3BY 吟吹雪60磨き 14号酵母

ブドウ?メロン?を思わせる甘味に、爽やかフレッシュな酸が駆け抜ける。

まだまだ暑さの残る時期に、こういうお酒、皆さん好きでしょ?

 

●あんのん 60磨き 古酒ブレンドなので そのタイミングで味わいもいろいろ。すみれちゃんラベルです。

一博ザ☆ブレンド酒。

「あんの~ん」の響きそのままの、ちょっと鼻にかかったような、カワイイ甘味。

 

●生酛 吟吹雪60磨き 2BY

R2BYで、お米の旨味がしっかりノッた甘濃い系ですが、最後のキレに生酛らしさが。

脂の乗った秋刀魚に、お燗で合わせてみたい♪

 

●秀一 山田錦55%磨き 30BY

麹を締めて狙い通り!の、スッキリ&クールな、シャア・アズナブル酒。

でも温度が上がると、じわり旨味が滲んできます。

 

 一洋さんの笑顔のような、柔らかでふっくらした甘旨味と、大治郎アニキ譲りの安定感。飲んで笑顔になって下さい!!

 

 

一博さんのまんまえの長宝寺。きっと一博さんは神さんに守られてはるのでしょう。

 

愛されてはる一博さんや。

畑~~~

愛しの畑へゴ~~~~~~

門のところにある柘榴をみるのが毎度楽しみ。こんな大きくなっていました。

韮がたくさ~~~~~ん採れたので、シューマイ。

ある時発見。四角い入れ物に入れると四角いシューマイになるのや。

 

そして円い入れ物にいれるとまあるくなります。

 

この韮の花が雑草の中から、韮はこっちやでと呼んでくれます。

 

今満開なので店先に飾りまひょ。

相変わらず元気元気。今日は葉っぱもお味噌汁に沢山入れました。お~~~~やわらかくて美味しい。葉物が高い時に重宝します。

 

茗荷やと思たら花生姜でした。

けど何ともええ香。月夜のママにお届け。

畑はほんまに楽し。仕事は増えるけどでも楽し。

一博お酒選び

朝市のお酒選びです。

皆さん真剣&お笑いのコメントの数々。

おけいはんは28BYの山田錦の火入純米吟醸がマーボー豆腐にあうということで あだ名は中華。

また3年前に比べると、味わいのある素敵な芸人さんにならはった30BYの9号酵母純米吟醸菅田将暉というあだ名がつきました。

 

先ずはブレンド酒を朝市でも売らせていただくので、この32分の一がこれですということで、きもと生 清酒をだすことに。

 

また古酒ブレンドのあんのんが、とても柔らかでまあるい可愛い味わいで、このあんのん、その時々によってほんまに様々な顔を持っているので、今回のあんのんはむっちゃええやんということで決定。

 

28BYの山田錦の火入純米吟醸中華も皆さん推してはりましたが、あんのんにもこの中華がはいっているということで断念。

 

そしてせっかくの朝市なので、ちゃんとキャラのたっているのがええやろということで、ふれっしゅな一博純米が決まり。うすにごりもほんまにええけど、小川酒店ではど定番なので、普段はおいていない清酒をだすことに。

で、あと思い出すと。何年か前にもこの一博純米うすにごってないのを出すとき、これは辻さんが気に入ってはるお酒でしたので、一博さん「はげ」というあだ名をつけはった。

 

皆ほんまに笑います。

 

さらにこれも迷ったんやけど唯一ドライに麹を占めて醸した、秀一も出すことになりました。

 

ちなみにおっとは火入れ純米大吟醸をいたく気に入っていました。

小川酒店にも置いてますが、このきっかけでこの美味しさを見直すことになりました。

 

ということでこの4本のお酒と、乾杯酒が朝市を彩ります。

朝市のお酒選び 中澤酒造へ

朝市のお酒選びに中澤酒造へ。

実はこの横に可愛いちびっこと姪っ子さんがピカチュウのTシャツを着てやはります。

5歳のこうたくん、少し前はお酒を造るというてたのに、今はポケモン博士になるというてはるそうです。ほんまに可愛い可愛い。

昔ながらの煉瓦の室の入り口。昭和40年頃造られたそうです。

 

そして室の中。

 

畑さんとこで14年。3年後に一博ブランドを立ち上げてもらったので畑さんで11年。今再復活して8造り目。19年目。歴史やな。

 

仕込み水をろ過する装置。

 

笑四季さんからもろたヤブタ、この度長すぎるので短くカット。

大治郎さんとこもこれほどではないけれど、カットしはったそうです。

確かに袋洗いも大変な仕事やし。

 

梯子の上は資材置き場。なんか味わいのある梯子と吊るす針金。

 

大治郎さんにもろたタンクは今度ワイナリーをつくる空色農園 三崎さんのところにお嫁にいったそうです。

 

三崎さんが居なくなったので蔵人募集中。でもなかなか難しく。

今年は生酛太郎専門の安井さんの太郎ちゃんに、年内は手伝いに来てもらわはるのやて。

さてお酒選びです!続く→

ひやおろしのみ比べ

三連星ひやひやおろしひやおろしの呑み比べをしました。

全然ちがいます。

これは全く好みですが、私たちは ひやひやおろしは是非お燗がおすすめ。

ひやおろしは常温が美味しかったです。

また近江藤兵衛のひやおろしも到着。

これはどっちでも行けるのですがやっぱり、常温=ひやがベストかな。

 

でも何度も言うようにあくまで好みです。

ご自分の好みの温度 料理 相手とともにおたのしみくださりませ。

米粉で作ったピザ。米粉は一キロ200円、絶賛販売中です。

 

中秋の名月、綺麗!

 

小芋の炊いたん。海老豆、ポテサラはへしこ入り。

右奥は頂いたブルーチーズの入ったスペシャルなパン。

これはたまらなく美味しかったです。