酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

朝市 萩乃露の巻&「浜大津こだわり朝市 厳選の地酒を飲む会」

朝市のお酒を決めるべく 先週萩乃露のお蔵に行ってきました。

今回はワンデイシェフ 倖屋さんスぺシャル企画 「浜大津こだわり朝市 厳選の地酒を飲む会」をしてはる田中さんと遠田さんをお連れしての訪問なり。


この素敵な会は 第一回も大変好評で 丁寧なアンケートまでいただいたのが私も大変うれしく、また勉強になり お二人の熱心さにありがたや~

福井専務も大忙しの中お時間をとってくれはりましてありがとうございます。

さてさて並べられたお酒の数々。

樽囲いの会の福のしずくが夏を超えて充実してきましたのでそれは 決定!飲みごろを待ってひたすら小川酒店の冷蔵庫に寝かしておりましたんや。ちょっと通向きの一本。どのお蔵も吟吹雪に変わってはりますが、実は実はこの玉栄、ええのんです。今こそ玉という声もちらほら。

さてさてあとのお酒選び。渡船の直汲みもまるで田中さんみたいに 青春!!ちゅう感じですてきでした。

そして 小川酒店にれあもんの2009年がありまして それは注目。…・間違いなくええ熟成をしているかとおもいます。がそれも結局お取り置きもありまして 今出せるのは1本のみ!なので、朝市では出さずに、この倖屋さんで あとはもうないれあもん一本としてお届けすることになりました。

青ラベルの超辛口は こっそり 持ってきてくれはった一年もんがくらべると全然違う味わいで 皆味の膨らんできた1年もんにほの字となり 決定。山田錦らしさが出てきた~と言う声も。

これも もうないかもしれへんということで サブも用意しながらの結果待ちでしたが 3ケース ありました!!!とのことで げっといたしました。

ひやおろしは 季節感とともに味わっていただきたいのでどちらかを出したいなあと吟醸と純米を飲み比べ。六方や三連星と同じくちょっこし香系の酵母と 味わい系の酵母を絶妙にブレンドした吟醸は万人受け そしてちょっこし山廃の入った純米は通好み。

福のしずくがどちらかというと通向けなので そして純米の方はこれから暮れに向けてもっと味が乗ると思いましたし 逆に吟醸は日本酒入門の方にも受け入れられ、今が旬かと・・・なので 吟醸に決定いたしました。


また 来る翌週の日曜日 二四日 四時から三五〇〇円の会費にて「浜大津こだわり朝市 厳選の地酒を飲む会」がござります。場所は前回と同じく、近江八幡の倖屋さん。嬉しい繋がりに感謝!


そんなこんなで、今の私のちょっこしテーマ 熟成の神秘なり。

勿論初々しい新酒もよし!ですが 時を経るとこんなふうに育ちますというところのへんを わかりやすくお伝えできたらうれしいやん。

お付き合いいただいた 皆々様ありがとうございました。

あさって朝市はぜひぜひおこしくださりますよう。