酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

かむなび

ちーむ姉御軍団と 憧れのかむなびにいってきました。

いとが~さんの ほっこりするいかにも美味しそうな笑顔。女将さんの機転の利いた…ほんで ちょっこし夫婦でボケとつっこみたいなやりとりに癒やされながら、運ばれてくるお料理はお酒が欲しくなるもんばっかり。

今回大人数やったので あつかましく 色~~~んなお酒を頂きました。

竹生嶋の初しぼり、やっぱり美味いわあ。
〆はやっぱり不老泉 、れあもんの山天をいただきました。お燗よし冷よし。

実はこのメンバー 器大好きなので 高槻で途中下車して アトリエ北国器美術館にも立ち寄らせてもらいまして そこで溜息をいっぱいついて ほんでのかむなびさんでした。

あまから手帳の器特集にかむなびさんが載ってはって Fさんからも名言を聞いていました。「器と日本酒は凝りだしたもうかりまへん。」やて。納得や!


ほ~~~~っ どれもこれも 素晴らしい!

この器の作者 藪下康一さんは 人間としても作陶家としても すばらしいひとで いとがーさんご夫妻は 人生の師匠とあおいではるそうな。


そして この藪下さんの器をおくということから このお店の設計が始まったといっても過言ではないそう。そんな話を女将さんが目をキラキラ輝かせながら 語ってくれはりました。

このお店のできていく過程が写真集にも収められていて これを見て新しいかむなびの顔をみせてもろた心地でした。

特に私はこれにの字になったので ずっと横に置かせてもらいながら愛でながら幸せな時間をすごしました。魂の生き吹きまで感じますがな。大げさかもしれへんけど 大げさ違いますねん。ほんまに。

なんと あんこうをトマトソースで煮込んであります。和風だし+あんこうの肝で 生まれて初めての美味しさ誕生。

私もずっと 器が大好きで 誇りではなく埃をかぶりながらも 細々と器をならべさせてもろてますが なんかこんな素晴らしい器と人に出会え、うれしくて もう一度ちゃんと器に向き合いたいなあと思った夜でした。

器大好きのいとがーさん御夫婦。休日は骨董市や器屋めぐりか 蔵めぐり。
なので ほんま どの器も好みのもんばっかりでした。最後のほうじ茶の茶托まですてきでした。

琵琶鱒の三五八漬 姉御はこのお店でなろて ようしてはりましたなあ。ここにも 姉御の思い出が。

オリーブと煮穴子の天麩羅。絶品。

ほんまに 色々堪能させてもらいました。御馳走様でした。