酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

朝市のお酒選び 不老泉の巻

さて 久しぶりの不老泉・・・おかあさんもおとうさんも お元気で何より。お会いすることはできませんでしたが おやっさんも 無茶無茶お元気やそうで今年の造りも楽しみです。

さてずらりと並んだお酒。

ここのお蔵のお酒は ちょっと時間がたって常温にもどったころがより一層美味しい。

よりどりみどりに 美味しい不老泉のラインナップ。

でも 皆がまっさきに引かれたのが亀の尾。生も美味しいけど 火入れのバランスがええかんじや。

今の不老泉どれも ほんまにおいしんやけど お燗すると若干若い~~~!

そしてそんな折しも・・・ 績専務がこれ・・・ともってきはったのが 参年熟成の赤ラベルと白ラベル。赤は原酒 白は加水もん。3年という歳月は お燗がほんまに魅力的~になる 不思議な力をもっています。やっぱり山廃もんを完璧に燗上がりさせようとするには 歳月がひつようなんやと思わせる魅力的な味わい。これは11月の朝市にぜひとも欲しい。赤の原酒のインパクトもええけど ゆ~っくり飲みたい そして 飲み飽きないのは白ラベル。


お燗がからんできますと より複雑になってまいります。
ので猪口がダブルで並んでまいります。

そして 3種目の最後のもう一本がこれまた 難儀な選択。

どれもどれも 美味しいさかいに迷う迷う・・・

うすにごりも おりがからんでいてまたまったりとええなあ。 でも酒母四段が23BYは純米となりバージョンアップ。しかも6月の呑み切りの時より味が激変して乗ってきていて旨い~!!!ちゅうことで 迷った末 これに決定。

これはお燗をつけるとええ意味でアミノ酸がきわだってきて、あひるちゃん曰く 健康に良さそう~

山廃大吟醸15BYちゅう 不思議なお酒も飲ませていただきました。ある意味不老泉らしくなかったけど こなれてまろやか。



最後にもってきてくれはった お母さん手造りのの茗荷のおつけもんと きな粉もちと 梅玉の美味しいこと…おやっさんの造った南瓜もお土産に頂いて るんるん岐路につきました。

不老泉はブラヴォ~や。

お忙しい中 ほんまにありがとうございました。

朝市ではふたごちゃんに別嬪の奥さんと一緒に績専務もお目見え。熱い濃い話になりますといつも 後ろの方にさがっていかはるのが特徴…こんなマニアックな話を聞きたいかたは 後ろのほうで耳をダンボにしてくださいや。きっと おもろいお話しが聞けることと思います。