酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

里山みらいじゅく 反省会

不老泉のお蔵行きのあと 里山みらいじゅくの反省会がありました。於 自治会館なり。

最初は ほんまの反省会。いろいろな意見も出ましたが こうやって土地の人と都会の人と今森さん達が一体となってつくるこのイベントは 他に類がないそうです。そしてアンケートを見ても皆 大変よろこんでくれてはりまして 今森さんはもちろんのこと地元の人々の温かなもてなしも よかったとの嬉しい言葉がいっぱい。これからは 若い人にももっともっと入ってきて欲しいなあ・・・けど、なかなかそれも難しおすなあ。

そして2次会はご宴会、

長老さんの歌の上手いこと!

時々下のほうにもいってしまったりもするのですが 歌てるおじいちゃんが87歳となると 元気の源でもあり これもご愛嬌。

もう一人の長老さんは これまた謡の名人。80歳半ばでありながら エレベーターは使わはらへん!人間という感じにたとえながら 人と人は互いに助け合わなあかんなど 意味深い名言を言わはります。

伊勢参りの話しやら 愛宕参りの話しやら 公家文化と仰木の歴史やら 源氏満仲や恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)の物語やら 話はどんどん時代をさかのぼり深まってゆきます。そんな歴史が根付いているので 時々拙者とかそちと言う言葉も出てくるのです。

出てくるごっつおうは お寿司にかわきもんに 地元の奥さんが作ったおつけもんやらおはぎやら…お酒は一升瓶にて 比叡の恵み(不老泉のPB)やら月桂冠やら 白鹿も…田舎の宴会もまたよろしなあ。こういうお酒には するめがむちゃ合いますがな。

今年から新たに加わった上仰木に平尾に下仰木・・・という旧仰木 さらにこの土地の人たちの手で生まれた未来の架け橋(これも 今回初参加)ちゅう NPOグループ。そして 新旧仰木そして都会からこの土地や想いや人に惹かれて集うNPOの守り人の会の人々。 これらが一体となって造られている里山みらいじゅく。

今後の展開も楽しみです。

最後は皆で江州音頭を踊りました。また この音頭のええ声には惚れ惚れします。なんか同じ大津やのに 時代をワープしたようなひと時でした。