酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

異人さんと不老泉へ

今度は お迎えする側になりまして、なんとカリフォルニア ナパから6名のお客様。数か月前から 企画してくれてはったんです。

その方たちとご一緒に 不老泉のお蔵に伺いました。

うち3名は日本人ですが ナパ在住20年!の御夫婦Mさんたちです。

皆さん どのかたも おだやかで謙虚で、そして日本酒と日本文化を心から愛してくれてはるかたばっかりで 初めてご一緒したんですがとても居心地の良い素敵な空気が流れていました。

今の横坂杜氏は 自家精米 天秤搾り 全くの酵母無添加による山廃に とても興味をもち ここのお蔵を所望しはったそうです。1年間は 山根のおやっさんと共に酒造りをしはりまして もとは見事に ばちっと立ったそうです。が惜しまれるのはあと一年山根のおやっさんと 一緒に造りをしはったらより技や精神が受け継がれたのにということ。でも 向いている方向がぶれていないので 績社長としては しっかりそして安心して見守っていきたいと言うてはりました。

おかあさんからは 干し柿と手造りのおつけもんを頂きました。美味しい~~~です。ワインと日本酒という視点からも興味深いお話しをきくことができて ながらの座座の3月のテーマに向けて ヒントを頂くことが出来ました。共通する部分と まるで違う部分。とにかく 日本酒は水がキーワード。そして ワインは地質。


そして新しく創られた 利き酒コーナーがこれまた素敵で、会長であるおとうさんが まえに買って来はった一枚板。冷蔵庫も古い木でお化粧してもらうと 風情っがでてええ感じ。ここでお米違いの不老泉を利かせて頂きました。ふだんからMさん宅で宴があると 不老泉をよく飲んでくださっているので 皆さん美味しい!の連発。お好みはそれぞれでしたが 雄町と山中そして うすにごりに人気が集まったようです。

績さんも むちゃ丁寧に心を込めておもてなしくださり、ありがとうございました。お米の話しやら いろいろ・・・・
国境をこえて 愉しい一日になりました。