酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

サクラサクラ祭の巻 ぽあと2

さて 朝市のお酒がどやったか・・・・ということ。

まずは初桜と薄桜の初しぼりは 冷やではほんまによう似てたのですが、お燗すると 初桜は45度くらいでよりエッジの効いた辛口に 薄桜は40度くらいで旨味がふくらんできますと 温度計にたよらずべろでピンポイントのお燗が出来る 天才お燗番おけいはん。この美味しさに 私は感動しました。それにしても この2種類の搾りたて日本晴9号酵母コスパのすばらしいこと。ほんまに拍手をいっぱい送りたくなります。

また 近江藤兵衛純米一年もんは人気にて売り切れてしまったので、慌てて店に取りに帰ったんです。そしたら ヰ年もんが2本しかありません。それをもっていったのですがそれもなくなりまして 新酒を持って行ったのです。兄妹の2本はどちらも美味しいのですが お燗をつけると若さが表れて やっぱり去年のお燗が美味しい~~1年といいう年月の重みをひしひしと感じると、おけいはんは叫んではりました。1年もんのお燗は 不老泉状態なんやそうです

初桜の中汲みも すこ~~~し おりが絡んでいて大人気でした。これは 冷やで飲むべきお酒でした。お酒選びのときに効いた時と 朝市の時と それと朝市が終わった後 瓶に少し残っていたのんをよばれた時 この3段階にて ぐんぐん味が乗ってきて最後の味わいは絶品でした。きっと 秋上りもむちゃ 楽しみかと思われます。これ 辻さん きっと大すきやで~

近々 藤江君のお店直がオープンします。その お祝いの注文を受けています。藤江君の好みを開店までに しっかりリサーチして できるだけストライクのお酒をお届けしたい!!ので 気合を入れて探さねば。折角やし ならしかのれあもんで。