酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

秋の詩

私は多賀の中川信子さんのふぁんです。きっときっと信子さんの存在が無ければ 小川酒店が多賀のお酒を扱うことはなかったと言っても過言ではないと思います。

さて そんな多賀の秋の詩が 純米酒で金賞を受賞しはりました!おめでとうございます。

そして ラブレターもいただいたので これはぜひ!と思いまして…以下がその内容です。
これはご友人の写真から拝借させて頂きました。
私が秋の詩を語ると止まらなくなるほと思いがいっぱいです。

ラベルだけでも 商標登録などの問題で 大変大変苦労しました。

私が、まだ会社に戻る前だったので、「そこまでなんで秋の詩にこだわるのですか?」と言われたことを思い出します。私の中で、純米酒は秋の詩でラベルもイメージも出来上がっていて、秋の詩は外せなかったのです。

この純米酒秋の詩を育てるためには、私ががんばるしかないと思って会社に戻る決心をしました。それだけに、秋の詩が誕生してなかったら、会社にもどっていたかどうかはわかりません。

秋の詩のお米を作ってくださっている西澤義雄さんはもともとうちの会社の社員だったのです。これからは農業が大切だから、専業農家になりたいと会社を卒業されていかれました。

その時、「社長、将来僕が作った米で酒を造ってください。がんばっていい米作ります。」と 父と約束して退社されました。その夢がかなった「多賀秋の詩」はみんなの思いがつまっています。西澤さんだけではお酒が増えた時に対応できないので、現在は西澤さんを中心にしたふるさと米部会のメンバーで「多賀秋の詩会」をつくってくださいました。

秋の詩は多賀町の気候に適したお米で、時間がたっても美味しいというのが特徴です。 春ごろから味がのって、おいしくなります。これは、土地と相性がいいからしっかり育っているといえます。適所適材で、滋賀県の中でも多賀の秋の詩がおいしいのです。秋の詩の食味コンクールでもいつも多賀の方が賞をとっています。

多賀秋の詩は健康にもいいという証明もできています。
http://www.npo-orp-japan.com/#!verification-votes-outstanding-commodity/c1d0s

秋の詩のおかげで、いろいろな方とのつながりが広がっています。

うちでは多賀原酒も人気を博していますが まったく逆の味わいの多賀秋の詩も 信子さんのような温かみのある美味しいお酒です。私も心を込めて売らせて頂きますね。本当におめでとうございます。