酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

えべっさん

生れてはじめて えべっさんに行ってきました。

お店を閉めてから・・・・京阪電車にのって 祇園へ。

屋台が並んでいてなんかわくわくします。どて焼きとか 串カツとか 熱燗とか ベビーカステラとか ほっとわいんとか・・・

お買い物は高島屋へ・・・やて大きなまぐろも奉納されていました。すごっ



昨年はおっとがひとりでいってきたのですが 今年は一緒に。

昨年の笹をもって 新しい笹と交換。
昨年鯛が欲しかったらしく 今回は鯛がぶら下げられてご満悦。

江戸時代に、笹を酒の別名に使っていたので、「商売繁盛したので酒持って来い! 祝おう」と、呼びかけたのが始まりやとも言われています。酒屋としては ますますうれしゅうなります。ほんで笹には力強い生命力があり、成長発展の象徴なのやそうです。

今年もこうやって 商売繁盛を祈願して 健康でお参りできたことに感謝。

お正月の新聞に 稲盛和夫さんが 資本主義の世の中やけど 社会主義的な発想で 忘己利他(もうこりた)の精神で 皆が良くなるように……なって行く時代やというてはりました。偽善者ぶるつもりはないし 欲もいっぱいあるのですが、この精神も大事にしていきながら 皆が笑っていられるお店になるように今年もぼちぼち頑張りたく思います。

このところ 近いのに産まれて初めて行くとこがちょこちょこあります。

きっとこれからも 灯台元暗し。近い所に ええとこ たからもの すばらしい歴史や伝統文化・・・いっぱいあるのやろなあと思います。