酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

「第3回 蔵元と楽しむ地酒の会 神開」 IN 御蔵

中川家のMさんと 御蔵のこまいけるさん(今日はマイケルでした!)
の共同企画 「 蔵元と楽しむ地酒の会」 第3弾!

神開の会がもようされました。

私はすたっふ!お燗番どす。

さすが海老蔵さん、しっかり 見事に語ってくれはりました。

普通お酒の会でしたら、しばらくすると 皆さんもりあがり、声も大きくなって 蔵元さんのお話しが聞けなくなることがほとんどやのに、海老蔵さんの眼力!そして ええ声とわかり易い惚れ惚れするお酒の説明は お客さんの心をがっちりとらえ 説明の後拍手が鳴り響きました。

玉栄や吟吹雪 7号9号酵母 ひしゃくとは? の説明も ほんまにわかりやすく めもっといたらよかったと後悔。

海老蔵さんの説明を聞きながら まずは冷やで。そのあと お燗をしたり 冷やのままでおかわりも・・・

玉栄の1901のひしゃくも 吟吹雪の9号のひしゃくも 若い!し 秋が楽しみといいながら お酒がないという状況ではありますが、新酒のフレッシュさは やはりわかり易く おかわり率が高かったのでした。

お燗大会になりまして、ここでの人気はやはり吟吹雪9号の1年もん。生ヒネは無く ほんまにええ熟成をしていまして お燗上がりが素晴らしいし お燗冷ましも!枯艶珠は 冷やで飲むと お燗お燗と叫びたくなるお酒で 案の定 温度が上がりますと味わいが膨らみ柔らかい味わいになりました。16、5の山廃はお燗もで 飲み飽きない飲み疲れないお酒です。

ひげ酒ちゅうもんもありまして 大自然のちょっと甘い版。燗よし冷よし ええ。

最後の方になりまして 新酒ひしゃくもお燗に…人肌 ほんまのぬる燗・・・これも なかなか乙なものでした。

笑うのがにごり燗。火入のどろどろにごりなので チロリの中で対流せえへんので、いつまでたっても温度があがりまへん。でもそんなんも また楽しいのでした。お燗上がりはいうまでもありません。

こまいさんの肴はよりいっそう磨きがかかり 大好評でした。

こまいけるさんは 3月からいよいよ本格的に独立して 御蔵のオーナーにならはりまして そのお祝いと激励のメッセージもかねて一本〆。なないちいちのけんちゃんや 酔INのこまっちゃんもご参加でお馴染みさんもいっぱい。楽しい空気で満ち溢れました。

こまっちゃんとは ちょっこし話し込んでしまいまして・・・深いなあ。

皆々様 ありがとうございました。ものすごええ宴やったと思います。Mさんこまいけるさん お疲れ様でした~ますます 進化していますな