酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

一博 お酒の試飲

さてさて一博のきき酒です。

こんな かいらしいものが・・・


新酒の純米うすにごり 一年もんの純米は うすにごりと清酒 さらに 火入れもん

そして 純米吟醸は新酒うすにごりと清酒 と一年もんうすにごり 一年もんの火入れは 秀一ラベル

どれも おいしくて迷いました。

大治郎と一博では 同じ愛知川なのですが水の硬度が違います。で 弱軟水の大治郎で 一博は若干硬くなるやろうと思われていたのですが 調べてみると若干どころかかなり違っていて 弱硬水やったのです。

ということは 発酵力があるので もろみが走りがち。なので それを考慮して 走りすぎひんように気を付けて気を付けて醸さはったそうです。

そのせいか 新酒もまろやかです。1月の終わりにAさんのお酒の会で飲み比べた時より より味がまとまってきていてそしてまろやか・・でも一年もんに比べてやっぱり ふれっしゅ。

一年もんも これまたええ感じ。落ち着いたまあるい味わい。どちらも違っていて それぞれに美味しいのです。

みなさん一博の点ありの誕生を祝福してくれはると思うので ぜひ点あり点なしの飲み比べをしてほしいなあと。

そして もう一本が迷いました。

秀一は 知らなんだのですが、単に一博の純米吟醸の火入れではなく やや辛口に仕上げてはるので 一博のなかでは異質。チキン南蛮とか エビチリにあいそうという声があがっていました。これはお燗のほうがよかったです。

が 個人的にお燗そして お燗 冷ましがむちゃよかったのが 一博純米吟醸一年もん生。これには ほれぼれしました。だらだら飲めそう・・・

ので もう一本にはこれも強力な候補にあがってたんやけど 無濾過生純米も魅力的で そのお燗もものすごよかったのでした。しかも これは 一般的には市場に出回っていないので ある意味れあもん。

なので 今回はシンプルに 一博純米シリーズで 新酒 一年もん どちらもうすにごり。そして 純米無濾過生原酒の3種。どれも吟吹雪60%精米 14号酵母 そして アルコール度数は原酒以外はすべて16.8  
むっちゃ見分けがつきにくいのですが この微妙な違いをお楽しみくださいませ。