酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

金亀

御蔵のこまいけるさん=駒井さんと 金亀に行ってきました。

大雨の中~思い出に残りますなあ。

私は 朝市のおかげで そらえらい数 酒蔵に伺っています。

その時には真剣にお酒を利いているつもりやし その積み重ねもきっときっと無駄にはなってはいないやろけど。でもほんまにお酒を利くということに自信がありまへん。

逆に 駒井さんは きき酒選手権で滋賀で一位になり 全国で3位にならはったのです!が、酒蔵にはあまりいけてなくて 知識や経験が無いとのこと。稲穂のように謙遜謙虚・・・ではありますが そう言わはるのです。

なので これから酒蔵にちゃんと行きたい!とのことで実現しました。

逆に私は 今こそ利き酒をちゃんと勉強したい!!です。

感情も大事やけど まずはドライに 香り 味 余韻・・・・ちょっと時間を置いた時の変化・・・・お燗した時 料理に合わせる などなど きき酒選手権とはまた違うかと思いますが とにかく お酒そのものをちゃんと利くということを身に付けたいのです。

駒井さんと いっぱい話できてよかったです。

一まわり以上年下の駒井さんやけど これからも色々教えてくださいや。

今読んでるワインの本では背骨のあるお酒について書いてありました。どっちも だいじで これは日本酒にも いえますなあ。

園田さん お忙しいのにほんまに丁寧に対応して頂き おおきにです。


岡村さんのところの冷蔵庫には 左はお馴染み金亀シリーズやけど右は、なんやろこれ?というラベルが仰山ならんでいます。これらは皆農家さんオリジナルのお酒なのです。ここ吉田は 皆農家が元気や。後継者もよいかんじで育ってはりまして、ある農家さんは 近々酒販免許も取得しはるそうで、まさに6次産業!こういう日本の農業 滋賀の農業が豊かな様子を見ますと むちゃ嬉しくなりました。
こんなれあもんもありました~~

火入のお酒もよかったのです。生酒火入酒・・・・これからどうして行ったらよいのか日々模索中。岡村さんでの杜氏歴20数年やけど いつも謙虚で物腰がやわらかい園田杜氏。酒蔵も居酒屋も酒屋も皆一生懸命・・・・嬉し。
園田さんの隠れあだ名はベッテーニ ほんまにイタリア人みたいや。