酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

琵琶湖八珍 湖魚の宴絶品メニュー

明日は 月が丘自治会恒例の 第回地酒を学ぼうです。

毎回テーマを決めていますが 今回は鮒ずし。

鮒ずしに合うお酒をご用意したいと思います。

また 暮れに大沼芳幸さんが執筆しはった琵琶湖八珍 湖魚の宴絶品メニューと言う本は 小川酒店にも置かせて頂いておりまして 暮れはバタバタしていてちゃんと読めなかったので ようやっと。そしたら ええ本や

琵琶湖八珍と言うのは 琵琶湖の魚を食べることを通して一人でも多くの人達に琵琶湖に想いを馳せてほしいという想いを込めて生まれた新しいブランド。近江八景 末広がり・・・さらに8は横にしたら無限大なんやそうです。裏八珍も面白く載っています。

衰退しつつある琵琶湖の魚を食べる文化を蘇らせるために 琵琶湖の魚を嗜好し その美味しさに目覚め 皆が関心を寄せて さらに これからも食べ続けられるように 魚が気持ちよく住める琵琶湖にしていかなければならない。と 熱く語ってはります。

ここに載っている料理は ものすごい数で 大沼さんが皆食べて撮影しはったんや。すごいすごい!良くご来店になっていましたけど 真剣に魚に合う料理を研究してはったんや。

ここにも たっぷり鮒ずしとそのオリジナルレシピが載っていたので それもしようと思いまして 試作。

フナズシナメロウと言うのんをやってみました。頭 尾 いい(ご飯)全部を包丁でたたきまして 所謂とも和えのことなんやろな。

それを 海苔&マヨ クリームチーズ&マヨで和えます。なるほど美味し。

そして これは大沼さんは鮒ずしのグラチネと称して うにを煮詰めた日本酒に卵黄を足してソースにして スライスした鮒ずしにかけて 焦げ目をつけたという逸品やったんやけど 私は海老味噌を塗りました。

これも 美味しい・・・けど これ どっちも高価なので。

どっちも 残った時に とも和えのようにして食べたらええのかも。

大沼さんの本をみてたら 琵琶湖にますます愛着がわいてきます。それと 酒粕やら 米粉やらとも 合わせてみたい。今日は朝イチで 豆乳もやってはりました。湯葉が家でできるそうで、これは やってみな。お料理はほんまにほんまに面白い。