酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ブルゴーニュ ヴァンサンジラルダン

さてさて 美しいものをみたあとは 美味しいワインを探しに稲葉の試飲会。

けど・・・・むずかし。

一応ワインは妹 日本酒は私担当なんやけど 妹が帰った後にワインのお客さんがきてくれはると あわあわしまくりなので これはもちゃんと勉強せなと思い久しぶりの参加。

うちにおいてあるワインの味の確認も大事なことです。

稲葉のワインは ハズレが無く信頼できるのでうちとは 一番長いお付き合いをさせてもろてます。

今日の感動は ブルゴーニュ ヴァンサンジラルダンという作り手のワイン 特に白は どれも感動もんです。

一番重要なのはスタンダードが高いクオリティを持つこと

ワイン造りの哲学は、『畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に。しかし、設備はモダンに。』

栽培や醸造には、ムーンカレンダーを使って 農薬は使わず 健全な土壌とぶどう樹を育てる、土を柔らかくしてぶどうにストレスをかけない、土中の微生物を活性化する、1本の樹に8房以上付けさせない等々手をかけ

醸造では完璧な近代設備を導入。安定したワイン造りをめざしてはります。

ちょうど昨日 里山のラベルをデザイナー ソムリエでもある九里さんが御来店 言うてはったんですが 素晴しいブルゴーニュを呑むと 料理はいらない。単体で感動したいと。

まさにそんなワインでした。リッチで余韻も長くバランスがすんばらしい。

うちは 高価なのと夏場の保存が難しいので 繊細なブルゴーニュは少ししかおいてへんのですが これは感動もんでした。

九里さんは 本来ワイン!やけど ラベルのデザインなどで最近日本酒に知るようになってきはったし 私は本来日本酒なので お互いの見方がとてもおもしろい。

甘辛 酸 アミノ酸 グラス 料理…重なる部分と 根本から違う部分がありまして。

いつもとは違う 頭の中のある部分が えらく刺激された一日でした。