酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ひさご寿司

かむなびさんたちとうかがったのは 近江八幡のひさご寿司。

ここが すばらしかったのです。

ここの料理長さんと輪という神戸の飲食店さんが 兄弟弟子やそうで 輪さんは毎年かならずひさご寿司をおとずれはるそうです。

料理長さんは滋賀の食材 文化 歴史に関して 語る語る・・・・しかも その語りがやわらかく 謙虚で かつ可笑しいので 惹きこまれました。あとで宮川さんとやりとりしたのですが 宮川さん曰く ほんまに ドラえもんのポケットみたいに いろいろなものがでてくるのです。

かむなびさんも 大阪のお店でありながら 滋賀のお酒や食材への想いが半端やなく このところあの有名な中村清作さんから 湖魚を送ってもらわはったりしてはるので  二人のやりとりを聴いているだけで幸せでした。

ええことば 興味深い言葉がどびかい あとで録音写真撮っといたらよかったと後悔しましたけど いやいや そんなことをしたくないくらい大事な時間が流れていました。

でてくる料理がまたすばらしく 独創性にも富んでいて びわ湖の魚のこれからの可能性を感じました。処理の仕方などで 熟成も可能やとか・・・・そんな話も出ていました。



お酒もどれも美味しかった!笑四季のエレメンツもありました!また 神開の蜻蛉のひとつ火入のお燗も 六方も料理に寄り添いそうで

おりしも 同じ日に 琵琶湖八珍の本を出さはった大沼さんの講演が船で行われ むーちゃんご夫婦が参加してはったのも 不思議な縁を感じます。

私はシェフではなくシュフなので ほんまにわかってませんけど 琵琶湖八珍の本をもっともっと深く読み込んで 実践して 滋賀に住んでいる人間として 郷土料理にちゃんとちゃんととりくみたくもなりました。

良いご縁を頂きありがとうございました。カウンターで輪さんとは席がはなれていたのであまり話せませんでしたが きっと 素晴しい料理人さんなのやと思います。そして年に一回ここのカウンターに行かはるのも 頷けました。また是非訪れたいお店です。