酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

なるこさん きたいちゃん おめでとうさん!!

なるこさんときたいちゃんの 結婚披露パーテイが開催されました。

下手なサブ司会でしたが なんとか終えて ほっ・・・・・・・

そしてそして もひとつの大事なミッションは出し物

秋田大黒舞。

これを歌ってお祝いしよやないかということで 何か月か前から私の中では ずっとこのメロデイが鳴り響いていました。

で 変にはまってしまった私は いろんなことが知りたくなって そしたらこれまた感動しましたんや。

大黒天 豊作を司る神であり、福徳や財宝を与える神さま 

明とは恵方のこと。方位神の一つである歳徳神(としとくじん)は一年の福徳をつかさどる神さん。
この歳徳神がいる方角は全てにおいて大吉とされ、その明けの方から 福大黒が 大きな笑みで大いに福が蒔かれて舞い込んでくるわけです。十二重ねのお餅に十二膳のお膳 福福で めでたいめでたいとな♪

きたいちゃんの大学の卒論テーマ「“地の民”の根性と“むら”の生き残る道を考える―生活者と調査者、二つのまなざしで農村存続を模索する」の中で 記されている文章。「私は人生の岐路となるこの時期にさしかかり 私自身の家系を顧み 土台となった祖先を想像し その大地に刻みこまれた記憶を想い 自分の役割を強く意識するようになった」

奈良県山添村の農村の大家族で育ったきたいちゃんが 地の民の覚悟と人間性の力を成子さんに見出し1000年の伝統ある大津市桐生の成子家に嫁入りしはることになりました。すばらしい!

ええ唄や。何度きいても ほれぼれする秋田民謡です。今回は1番だけやったけど 1番も2番も 夢のようなめでたいめでたい詩なんですわ。けど 深い話で、農家の多い秋田県。朝から晩まで労働にあけくれ 雪深く娯楽も無かった時代に 収穫を祝う宴などで披露されたことで 心や体に積もった塵を笑いながら払い落とさはったということが書かれていました。農村社会の深いところを歌われているのです。そして 師匠の三味線がきらりと光ります。

辰徳さん 香さん おめでとうさん!
末永くお幸せに。 幸せな家庭を醸してくださいや。

恒香さんの字 が 浅茅生のワンカップのラベルになりました

小蔵元の会の出し物は安井さんの歌。笑うけど聞かせますがな・・・・・・・

沢山の人々に祝福されて われらのきたいちゃんは 益々美しく輝いてはりました。なるこさんも 味わいのあるええひとや・・・・・・ほんまにほんまに うれしいなあ。