酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

月が丘自治会 地酒を学ぼうの会

ここの自治会の地酒を学ぼうの会も 5回目を迎えました。

お馴染みのお顔も・・・そして新人さんも。

ありがたいことに みなええ方ばっかり。

しかも10人位のこじんまりした会なので 最後まで同じ話題を共有することができて このくらいの人数 ええなと思いました。 5回目になりますと 知るを楽しむ快感を覚えてきてくれはったようで、また新人さんもお酒をよく御存じやったので 私らも充実の時間を過ごさせてもらえたと思います。

今回のテーマは 夏に日本酒を楽しむ。

"夏酒といえば・・・・・・・・・夏の夕暮れにまったりと楽しむかんじ
上品な上立ち香 優しい甘み 柔かな膨らみ 穏やかな含み香
酸味の効いたスッキリとした飲み口の白ワインのような味わい
フレッシュな味わいが楽しめる生酒
キリリと冷たい原酒ロック
お米の栄養が詰まったにごり酒  
夏にこそお燗を!という 発想の転換
ブルーボトルやフロスト瓶など 清涼感のあるボトル

で 花と猫 アイムサケロック 喜楽長にごり 唯々純米大吟醸
の4種をご用意しました。

花と猫は ほんまに爽やかで夏に相応しい。まずは この冷酒で乾杯!

アイムサケロックは 山廃原酒なので 敢て小川酒店で1年寝かせてあったスペシャルです。私もどうなっているか 興味津々でした。これは 氷を浮かべて呑んでいただき あるかた大絶賛!次はお燗。それも 原酒と加水で飲み比べ。好みですが 加水燗が受けました!さらに戻って常温原酒。皆それぞれ喜んでいただけましたけど これはおっとの発案 さっすが。一本で4種類の味が楽しめます。

にごりも 面白かったんです。このお燗・・・・大人気。
夏に濁りを呑むと言うのは 梅雨で体調を壊しやすいこの時期 栄養がたっぷり入ったにごり酒は 昔から夏酒として親しまれてきたんや・・・・

日本酒が四季を織りなす日本文化の中にあるのやなあと。殊勲をもらわはったかたもやはったので 天皇さんや皇居のお話しでも盛り上がりました。

唯々は 特Aの山田の45%磨きなので むっちゃもったいぶってお出ししました。天皇さんみたいに 由緒正しいお味で ぬる燗したら より一層品のある感じになりました。

イベントは 酒屋としてほんまにおええ勉強になります。道ちゃんと会って より一層 意味のある会にしたいと思っていたとこやったので 今回もまた こうやって回を重ねる意味も今回感じました。

皆さま ありがとうございました。

次回は蔵見学!なんです。がんばろ~~
                                                
よろこんでくれはるので ちょっこし肴を。
沖島の鮒ずしと 胡瓜の塩麹漬け 海老パン ノミビョウタンさんからさらに変化させて古漬け沢庵のサラダパン!! 愉しいです。