酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ながらの座座 食堂

海老蔵さんが藤本酒造のフェイスブックで いう事無いくらい完璧に書いといてくれはります。

が 私なりにちょこっと補足させてもらいます。

こんな暑い最中やけど お燗したくなってしたら 好きな人はたいそう喜んでくれはりました。また 今回お酒と料理をがちっと合わせるつもりはなかったんやけど よう合うてたようですし。
酒通のかたがたは 色々合わせて楽しんでくれはりました。
ひしゃく酒と バジルが合うとか・・・

座座 食堂(ジキドウ)という名前を決める所から始まったこの企画。
お酒 タイ 座座という一件バラバラなものが 集まるひとによって 紡がれて行きました。

ほんまに さまざまな職業 年齢 趣味をお持ちの方々が タイ料理を食しながら 神さんが開いたお酒を呑みながら 梅雨のしっとりした瑞々しい空気と共に 語り合い、融け合う素敵な時空となりました。

ここの庭は いつもはメインの日本庭園が座座の見どころやったんやけど 今回 その右手にあたる庭も初めて開け放たはったら また正面とは違う魅力と 天にまで通じてしまうような解放感が生まれて これも新しい発見でした。

また 今回は土地が育てるチカラ 琵琶湖のいのちを味わうということが テーマでした。

大津坂本で採れた野菜と 海老蔵さんとミスターXさんが まさにその坂本からほん近くの 沖合の琵琶湖で釣ってくれはったブラックバス 
お酒は 水口で採れた湖南山田や玉栄 吟吹雪 日本晴・・・を 神々しい水と 藤本シャチョウ達が精魂込めて醸した神開という滋賀の銘酒。

これらがこの宴の大切な食材となりました。

えらそうな試みを全面的に声高々に叫ぶのではなく また駆除一辺倒でもなく 外来種の魚をちゃんといただく。頑張らなくてもいい角度を 違った角度でアプローチできないかな?命を奪う事には変わらない これはひととしての業であるけれど せっかくなら感謝していただく いのちというものを意識しながらいただく。命と言うものへの迎え方を今一度 投げかけることはできないかな?こだわることはないけれど この一点だけは大事にしたいというのが 海老蔵さんの想いでした。

有難い一日でした。ご参加頂いた皆様 すたっふの皆様 ほんまに有難うございました。ミスターXさん ありがとうございました。お み ご と!