酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

あひるちゃんの出版記念パーテイ 利き酒クイズ

あひるちゃんの滋賀酒への愛と尽力がこんなに沢山の人々が集めたのやと思うと同時に すたっふの滋賀酒の愛がこれまた半端ない。

ので 利き酒クイズのお酒一本にしてもそらそら 醸したお蔵さんの顔や人柄を想いながら 皆で悩み迷いました。もともと決まっていたお蔵が急にこられなくなり 前日にこれまたどうしょうかとあわあわ。で また悩み迷い・・・ これまた急遽 行けます!と嬉しい電話を頂いた吉田さんに決まりました。

そのお酒は竹生嶋の辛口純米玉栄。

やる気満々の辻さん にこにこしながら 吟吹雪やな!!あっ 外したはる。と 私はにんまり。

皆さん結構真剣にきいてくれはりまして いざ発表!
なんと 皆の中で当たったのは3名!
温度が常温と冷やしと違っていたので より一層難しかったのかも。

それがまた楽しい3名やったんです。
蔵元吉田さん!そして 四世紀半滋賀に江戸から通い続けはった加賀美の姉さん! そして 今日本酒にはまってはる 二十歳のおヽ杉さんの息子さん そーまくん。造った人と 伝える人 これからの日本酒をしょって立つ若者。なんか私はとっても嬉しかったです。

また 前日に上原績さんからなが~~~~い手紙が速達で到着。

おとなしい蔵元もいれば ぐいぐい前掛かりな蔵元 全国飛び回っている蔵元 口の悪い蔵元 じっと静観している蔵元 とにかく謙虚な蔵元 広~く平らな心の蔵元 一匹狼的な蔵元 とか まあ一癖も二癖もある蔵元連中ですが ・・とあるところも笑えました。

やることはばらばらやけど 県全体で伸びて行こうとする方向性は同じ。まちがいなくそれぞれにええお酒を造ってはる。そして、これからもきっときっと もっと美味しいお酒を造っていかはるやろうと。

喜多さんやあひるちゃんの懐かしい話から 皆さん 振り返って近江の地酒のプチ歴史を反芻してくれはった会やったと思います。過去 そして 今 ・・・・これから未来の日本酒についても 想いを巡らして、績さんのいわはるように より楽しく美味しく日本酒が育って行きますように!