酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

瓢逸さんご来店

金沢から スパイス食堂 瓢逸の新居さんが御来店。

ものすごく 心地よい時間を過ごさせてもらいました。

一泊二日で 北島 大治郎 初桜を廻って ほんで小川酒店に。

東京でカレー屋さんをしてはったんやけど、子供が生まれたのを機に 金澤に移住。

それまでも全国の酒蔵巡りと温泉地巡りが趣味で(自分にとっての旅行は どれだけ自分の感性を高められるか 磨けるか?綺麗な景色の中に 自分がどれだけ一体になれるか。自分を溶け込ませられるかで レジャーではないのです。)またこれが高じて 会津で蔵人になってはったことも。

ほんで 取り分け 滋賀のお酒ファンなのやそうです。嬉嬉

今回まわらはった 酒蔵は 造っている人はもちろん 奥さんが いいですね~~~~~と。同感!です。

あとで調べて ほ~~~~~~~っと 感動したんやけど。

それは ご本人が語ってはりまして、以下がその文です。

軸が無ければ長く続かない。大切なことは続けること。深さがあって初めて人は味わいたいと思うのではないか。今は米を中心に考えています。日本はコメで育った国だから 自分もそこに関わっていたい。そこに関わることで 自分のこれまでとこれからを肯定していけるのではないかと。

カレーとコミュニケーション。・・・私やったら お酒とも コミュニケーションやな

自分にとって 世界というのは エネルギー交換の場。時間も気持ちも自分が注いだ分だけ還って来るところに 世界はある。

自分の好きがはっきりしていること、そして それにどれだけ時間をついやしているか。好き×時間。

文化を持っているひと

心の自給自足ができるひと

世俗に媚びず自分のストライクゾーンを持つ人との 出会いのある場であってほしい。


ほんまに軸のある人でした。

普通のカレー屋さんとちごて 豆乳やペパーミント 檸檬ハーブ れあ―では鯖の濃く旨スープカレー、軸太舞茸のスープカレー等のカレーで しかも 日本酒に合わせるために 油を極力少なくしてはります。

そして全国を回って仕入はったお酒が 常時30本もあるそうです。すごい!根っこが 太いです!

こないな お客さんにご来店いただき 光栄です。私も ちょっこしレジャーではない 根っこが空気が喜ぶ温泉に、つかった気持ちになれました。ありがとうございました。