酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ヒトミワイン

イベントの後の残酒が むっちゃ勉強になりまして 妹とテイステイング。



教科書通りにつくっても なかなか美味しいものを作る事が出来ない。なぜ心の底から感動してもらえる美味しいものが作れないのか。苦悩のワイン作りが続きました。そのとき閃いたのが、自分たちが、朝にタンクからすくって飲んでいる製品になる前の「にごったワイン」でした。そしたら、ビックリするほどの嬉しい反応でした。教科書にはない「にごったワイン」これが ヒトミワインの生きる道になったのやそうです。

と 岸本社長の熱いお話しが盛り沢山。

私としては エヌアイブランが一番衝撃的やったかな?今まで呑んだことの無い味わい。ナイアガラのもつ ハーブ感が ええなあ。

琵琶湖が雲になっている レコルトシリーズ。レコルト(収穫という意味)とは ヒトミワイナリーが唯一、栽培から瓶詰まで一貫して手がけるワインのこと。「その年」と「想い」を素直に表現。自分たちの求める味は?ヒトミらしさとは?おいしさとはいったい何か?常に問い続けるシリーズなのやそうです。

身土不二(しんどふに)とは、その土地、その季節に収穫した物を食べるのが身体に良いという考え方。滋賀県内で丁寧に栽培されたぶどうで、心豊かになるワインを造り、滋賀に根付く地ワインへの成長を目指しています。また、全国各地の方に滋賀から発信する食文化の1つとして認知していただきたいシリーズなのやそうです。

こういった ドラマを知って 売らせて頂くことは 大事やな。

種類が多すぎて 複雑なヒトミワインやけど 少しづつ紐解いていける快感。けど やっぱり 難しおます。