酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

安井さんへ~~

梅雨の真っ只中 しかも雨模様バリバリの月末30日。

次の朝市のお酒を決めに 安井さんへ~~

あつかましく 車で送り迎えしていただき 恐縮恐縮です!


右横には めだかちゃんもやはりまして 恵さんとイヌガオちゃん!風情のある街道やこと。img18:akemi

初桜は明治17年創業で5代目。

安井さん なんと北島酒造にもやはったそうです。

土山町旧東海道49番目の宿場町。

明治元年天皇さんは ここ土山の本陣で誕生日を迎えられ、土山住民に対して、神酒などがふるまわれたそうです。

江戸時代には、皇族が毎年伊勢神宮多賀大社へ名代を派遣する習わしがあり、京から伊勢神宮へ詣で、帰路土山宿から多賀大社へこの道が利用されたことから「御代参街道」と呼ばれるようになったのやて。

湖国と文化を読んでいると歴史が沢山書かれていて この話しもちょっと興味深々。この街道を てくてく歩いてみたいものやと想いました。 

また ここは お茶の一大産地!なので 酒造期には農閑期である地元茶農家さん達と家族とで日本酒を仕込まはります。

殆どの蔵人さんは 農家さんやけど 安井酒造場の蔵人さんは茶農家さんなのです。

槽しぼりをしながら なにやら一生懸命しゃべってはると思たら お茶の話しで盛り上がってはったそうな。

小川酒店にも 新茶の季節になると 笑顔あふれる安井さんが初初しい新茶を持って配達に来てくれはります。

そんな歴史や文化 お茶も含めて安井さんのお酒を小川酒店で置かせてもろてます。