先日 アトリエ北国に藍染にいってきました。
その際 であった 超高級な器たちです。
薄くて 軽い~!!触るとよりいっそう その魅力が伝わります。
先生は織染はもちろん てっちゃん そして大の器ずき。
生徒にむっちゃ高価な器を 普通にもったいぶらずに使わせてくれはるのがここのアトリエの楽しみでもあります。美というものを 手で感性で感じてほしいからやそうです。
つち物も大好きやけど こういう磁器の美しい世界もええな。
この猪口もなんと綺麗なこと。写真がぼけていて 残念無念やけど それは綺麗な手の込んだ手描き。持った感じも何とも言えへんよさげどす。
また こないだは青春18きっぷで 先生ご夫妻は 素晴しい紫根染を見に東北に行って来はりまして、その際訪れて来はった 小久慈焼。日本酒 南部美人は久慈さんやけど 関係あるのやろか。
派手さはなく シンプルやけど温かみがあり どんな時も静かにどっしり生活に溶け込むような 寄り添うような器。まさに 柳宗悦によって見出された用の美。京焼がハレ(非日常)なら この小久慈焼きは ケ(日常)。大吟醸と純米かな。
先生のところには さまざまな器がほんまに仰山あって いつも愛でさせてもらいます。特に好きな辰砂の湯のみなんぞは 懐かしい友人に再会するみたいに 毎回手に取ってきます。
これは 大昔 先生と一緒に瀬戸に行った時 最初に訪れた快山窯。綺麗な青磁。器も深いな。これは ハレとケの中間。純米吟醸やな。お酒に例えるとおもしろい。皆ちがって 皆ええ。