多分第3回 道前先生の勉強会。とても興味深いものでした。
同じテーブルの プロ 直さん 辻一さん 酔インちゃんの
弾丸トークも 笑えたし & すごく勉強になりました。
加水 そして 温度をあげることで お酒がかわる。
加水は和水。お酒に対する愛。味を薄めるのではなく伸びやかにバランスを変える。さらに お酒が増えるので 幸せ幸せ。
そして 熱伝導率の高いちろりで一気にあげるよりも低いガラスや陶器の徳利で じっくりあげると、味が緻密になりました。
それだけで 充分に美味しいお酒はよいのやけど、ちょっと 薄いなあと思うお酒は 上手にお燗を付けるとボリュームが出てくる。
皆さん問題児のお酒をもってきてはりまして それがまた面白かったのです。
薫りも味も えらいこっちゃのお酒。オフフレーバー タイヤ臭 ブリジストン臭 があまりにも強く出ているこのお酒は お燗するともっと偉いことに。
逆に昨今のお酒はみな 普通に及第点以上に美味しくできているので そんなお酒があったら 逆にあそびまひょ。
マリーアージュの際 思いっきり合わへんだ体験があるこそ 合ったときの喜びが感じられたんやけど。これをお酒でも体験して頂くというふうに 発想の転換をする。ほんまに このえらいこっちゃのお酒を飲んだ後 美味しいお酒の美味しかったこと そして安堵感。これやな。
時には悩みのお酒も 温度や和水の最適な着地点を見つけて また合わせる料理を提案しながら 究極は笑いでちゃんとお嫁に出す。
今回の勉強会は 酒屋が益々楽しく思えた勉強会でした。ありがとうございました。