酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

鶺鴒鳴く

鶺鴒鳴くが生まれました。

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おもろい平井しょうちゃんのFacebookには、いつも感心させられます。

しょうちゃん曰く、文はむちゃおもろいのに、実際に合うたらおもろないと言われるとのこと。これも笑える。以下は真面目なほうのコメントです。

新酒らしいフレッシュ爽やかなお酒を目指すのは勿論のこと、甘味を持ちつつも瑞々しい味わいに仕上げる事が出来ました。アルコール、甘みともに昨年よりも控えめに、数値的には甘口ですが酸を高めに意識し、それを感じさせません。立ち上がる香りは穏やかに、ピチピチとしたガス感、含み香りの第一印象はマスカット、その後酸味甘味を伴ったアンズのような印象を受けます。瑞々しいけれど水っぽくない。

今年の鶺鴒鳴くは兵庫山田錦、やのに吟吹雪の昨年と値段は一緒。

そして味わいもより美味しいです。

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これはサンプルで、弘子杜氏の可愛い鶺鴒の画もかいらしい。なんと日本酒度ー12‼

けど、2、3と酸度が高く酸がしっかり味わいを支えているので、しょうちゃんも書いてはるように、さほど甘さを感じさせません。

 

そして、嬉しいことに息子の宗ちゃんと一緒に搾りたてほやほや新酒の酒粕を持って来てくれはりました。お酒お買い上げのお客様に、お分けします!!!