京都文化博物館に恒香さんから聞いていた小早川秋聲を見に行ってきました。
最終日ぎりぎり!根っこが生えそうになる惹かれる画が沢山ありました。
軍事画家やったので、もっと恐ろしい画かと思てたら、やわらかく美しく、兵士たちに対する慈しみや畏敬の想いを感じる画でした。
僧侶でもあったので、無常のものとして人の生死を静かに見つめてはったのかもしれません。
驚いたのが、なんとバラエテイに富んだ作風やということ。
小倉遊亀を彷彿する画も、竹久夢二のような画も ほかにも様々な画風でした。
やっぱり生は違います。迫ってくるものがあります!!
さすがポスターになるだけあって、この画は特に素晴らしい。更紗の模様が圧巻。
ほんまにほんまに描く事と旅がお好きやったんやな。
旅をして描かれた作品には、写生の為の旅にとどまらず、秘境の地を訪ねたり、先住民族と食事を共にするという旅やったので、それぞれの土地の香りが豊かに漂っています。
運動神経も優れていて、アルプスで遭難しかけたりと、かなりの冒険旅行やったそうです。
続く→