酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

恐るべき不老泉

最後の晩餐は、ぜいたくに近江牛のすき焼き。

旅行のお客さんにも言うのです。近江牛は、地元の人も私達もほんまに食べないのです。超ひさしぶりどす。

黄金比でザラメも使ってたれを作ります。



さてお酒はどうしまひょ。

朝市スペシャルの不老泉の普通酒の無濾過生。

実は2本うっかり夏場に常温で置いたままになっていて、流石に売るわけにはいかず、置いてあったんや。これや!!

懐かしいラベル。績さん作。桜模様なので、こののち違うラベルも作ってくれはったのが懐かしいです。

恐る恐る開栓。

抜群に美味しいやん。しかもすき焼きにドンピシャ。

19度もあるのと、蔵付き酵母なのも因して、旨味奥行がより出てきて、去年よりもっと美味しい。お燗するとさらにさらに。

素晴らしいマリアージュとなりました。

恐るべし不老泉や。