酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

めぐる水

三井寺観音堂で 小川酒店の長~~~~い大事なお客様 中島省三さんが陶芸家の奥村博士さんとコラボで めぐる水をテーマにした企画展をしてはるので、行ってきました。

82歳の中島さん、本を読み、映画を見て、写真も撮り、よく歩き、自転車で颯爽と・・・ほんまに尊敬します。

この企画展一か月もあるのですが、そのお陰でこの頃一日一万歩越えなのやそうです。

 

中島さんは、毎日三井寺を散歩し、喫茶店で読書をし、午後は自転車で湖岸を走り、日々移り行く風景を写真と短文で湖畔通信に表現してはります。

また長吏 福家俊彦さんに週に2、3枚のフォトレターを送り続け、それが膨大な数になり、観察力の鋭さと直感的感性が光る写真なので、独り占めするのはもったいないと、湖畔通信の写真集も発刊。そのフォトレターも飾ってありました。


観音堂では、三井寺の福家さん(息子さん)も来てくださり、色々なお話に花が咲きました。

 

久しぶりに三井寺を散策し、新緑を感じて気持ちの良い時間でした。

門を出たところの風月堂の横に、中島さんから聞いていたギンリョウソウに出会い、感動しました。あちらこちらにどんどん増えていって、わくわくします。

今回の写真はすべて中島さんの写真です。

福家さんは

写真は時代を映すだけでなく、カメラをもつひとの生きざまそのものである。世界には鍛えられた眼差し、よくものを見る眼を持った人が必要である。まさにそこが中島省三さんの写真の「位置」である。

と、しめくくってはります。

5月31日まで三井寺 観音堂にて開催されています。