酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

時間が造る美味しさ

お馴染みのお客さまSさんは、いつもお酒の感想や時を経たことによる味わいの変化もお話してくれはる有難いお客様。

特に神開がお好きで、新商品が出るとまちがいなく買いに来てくれはります。

神開のさんまは開けたてより、時間が経った方が、深みが出てきてものすごく美味しくなったそうです。

さて私も、浪の音の辛口純米ひやおろしのサンプルを飲んで、三日たつと、お米の旨味が出てきて、これは開けたてよりもずっと美味しいと感じました。

もう一本、唯々のなまはげラベルをだいぶ前に呑んでいて、もう空っぽと思ってたら、残っていまして、その底の少量のお酒を飲んでみたら、これまたびっくりする美味しさ。

更にもう一本。どんななってるやろ?と開けてみた山田吟次郎の責めのほぼ2年寝かせ。これがまた 旨い!のです。

後二本あるので、一本は辻さんの所にお嫁に行きました。

 

時を経るほどに美味しくなるということは、その蔵のお酒の力を物語っているのやと思うと嬉しくなりました。

 

これは最近知ったゆで卵のからあげ。

横は胡瓜とセロリの塩麹和え。

中々に美味しかったです。