酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

仏説阿弥陀経

21日は四十九日でした。

うちは浄土真宗 本福寺さんで法要を行いました。

仏説阿弥陀経を皆で唱えさせていただきました。

帰命無量寿如来 南無不可思議光から始まるこのお経

唱えている意味が分からなくて、ちょっと勉強したら すご~~い世界がありました。

無量寿如来=無限の命をもつ事も、不可思議光=無限の光明をもつ事も どちらも阿弥陀如来の別名なのやそうです。

阿弥陀仏の光明の届かないところはない、空間的に限りが無いということ

阿弥陀仏の寿命は限りがないので、時間的に無限ということ

その空間的にも時間的にも変わらない、すべての人を本当の幸せにする真理

阿弥陀如来は、大宇宙の仏の先生なのです。
お釈迦様も、大日如来薬師如来も皆々
阿弥陀如来のお弟子なのやて。

これは「仏教の宇宙観です。

須弥世界しゅみせかい」……惑星

小千世界しょうせんせかい」……銀河系

中千世界ちゅうせんせかい」……銀河団

大千世界だいせんせかい」……超銀河団

十方世界じっぽうせかい」……大宇宙

私はヨガをしているので、ヨガ哲学にもものすごく重なりました。

ヨガ哲学ではこの世のもとを宇宙のスピリット 霊気と呼びます。

お釈迦さまは、2000年前にヨガを学び、自ら境を開かはった。

 

読むほどに 難しくなってきて、もう私の頭では無理なのでおしまい。

でもこれからは、お経を読むときに、今までよりちょっこし深く唱えられそう。

四十九日で、おっちゃんが母に俳句を披露してくれはりました。

 

寒🌕満月似てゐし妹のうつくしく

妹の慈愛聞きながら酌む寒の酒

愛筆を遺し妹逝く寒月光

合掌