七本鎗「木桶仕込」生原酒
不老泉に続いて、今年の大ヒットとなったのが、これです。
最高のお酒ができるという吉野杉の木桶は釘一本使わず仕上げられています。木桶が日本の発酵食文化を支えてきました。
そして、今まさにこの発酵食の時代になってきています。
軽やかな甘みと酸、そして木桶のニュアンスがバランスよく混在し、その中に七本鎗らしさもしっかりと併せ持っています。あのあの家倉さんの玉栄&9号酵母。
もうなくなったのですが、いまだにこのお酒の美味しさが語り継がれています。
私は味わいも好きやけど、このラベルも大好き。木や桶をイメージした味わい深い黄色、よく見ると箍(たが)をモチーフにしたデザインが施されています。ほんに ええなあ。
長年受け継がれてきた伝統文化に注目してはるところも素晴らしい。そこに価値を見出し、次世代へ環(めぐ)らせて行きたいという想いを込めて名付けられたこの名前もものすごく好きです。
蔵に伺った際見せていただきましたが、木桶の底に「古に触れ、未来を拓く」書かれていて、感動しました。大事な言葉や。
今度わびさんで開かれる城田君企画のお酒の会 で、この木の環のラスイチが出ます!私も行くので飲めるのが楽しみです。