酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

東レのお酒の会近し!!!!

いよいよ迫ってきた東レのお酒の会。なんとなんと・・・最初は23人やったのが50人になってしもうたんや。嬉しい反面緊張で胸が張り裂けそう・・・で今日は最終の打ち合わせ。3回も打ち合わせをするお酒の会も私は初めて・・・吉田酒造さんからは相変わらず嬉しいご提案を蔵とその周辺の四季・お酒つくりの写真を収めたCDROMを会場に流すことで、雰囲気つくりをしたらどうかと・・・。ありがたいことです。

何をしゃべったらええのか。今まで残してきたお酒の資料をわけも無く読みはじめるちょっと変な私。

・・・・で、数年前の上原績さんの文に出会う。お酒の世界を理解しようと思うと微生物・生物化学的な話にもなるわけで、本当に人にわかっていただける話をしようと思うと、よほど自分自身が勉強しそして経験を積んで一つ一つの言葉を噛み砕いて、簡単な何かに例えながらわかりやすく説明しなければならない・・・お客さんに商品の特徴をしっかりと理解して伝えると言うことが、どれほど難しいことかということをしみじみ感じる。なるほど、ほんまにそうやな。

吉田さんの文も・・・お医者さんの話にも絡めて・・医療の現場もお酒つくりの現場も、職人さんの燗というのは決して空想的な神がかり的なものではなく、現場を際限なく積み重ねることによって得られる現実の延長線上にあるものなのかもしれません。

そんな懐かしい文章に感動しながら時間は迫ってきます。お客さんはいったいどんな話を聞きたいと思ってはるのやろう・・・ひたすらどきどきするばかりなり。