酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

修道院にて

昨日は敬虔なクリスチャンの女性がお見えになりました。林´´君が布教活動をしてくれはった、府立医大の学際で雪花2006に出会われたのがご縁で、伏見から電車に乗っておいでになりました。 この女性は昨年、北海道のトラピスチヌ修道院にて、クリスマスの…

不老泉 中ぐみと自転車のこと

ちょくちょくご来店になる感じのよいご夫婦。 神奈川県から大津に引っ越してきて、初めて日本酒のおいしさに目覚めたそうです。うれしいこっちゃ そして奥さんのほうは、以前はまったく飲めなかったそうなのですが、唯一不老泉なら少しだけですがのめるので…

竹生嶋 金紋

このところ、竹生嶋のお酒をお買い上げになるお客さんが妙に多いのです。しかもこちらが売らせていただいているのに、ありがとうありがとう・・といいながらものすご喜んでお帰りになるので、なんか不思議なうれしい気持ち。 このところ吉田さんは蔵仕事に配…

酒粕をとことん楽しむ会

ゆめふうせんでのお酒の会第4弾・・・酒粕をとことん楽しむ会。詳しくは あひるちゃんのブログを見てくださいな。 すんばらしい姉御の講師でいろんな酒粕の話を聞きながら、酒粕三昧。で、今回私は忙しい配膳を姉御とあひるちゃんにお任せして、お燗番娘を仰せ…

辻一さん

ちょっとだけ深夜、夫からお呼びがかかりまして久しぶりの辻一さんへ。 たまたまご来店のKちゃんも誘ってるんるん・・・そしたらKちゃん、なんと12月の朝市で姉御が明け方搾ってきてくれはったあの竹生島のにごり酒を持ってきてくれはったのです。 しかも…

塗り絵

このところ、いろんなお蔵さんからサンプルが届きます。 あな難しい・・・どれも、上手に作ってはります。まずいお酒なんて一本たりともありません。その上蔵の人と親しくなると、情が沸いてもきます。でもお酒は正直です。お客さんのレベルがぐんぐん上がって…

酒粕料理・・・もろもろ

うふふふ・・・・・やったね!酒粕クッキーは息子にもOK3種類作ったけど、どれもおいしいって酒粕のすきな人には裏ごしとかせんとそのままの持ち味を生かして・・・・そうでない人にはしっかり溶かして裏ごしもして作るとええみたいや。 それからもひとつ嬉しい事…

しもつかれ

なべさんに教えてもろた、しもつかれ。私は初耳やったやけど姉御はご存知で今度の会のメニューになっていました。 以下は資料・・・ふううううううううううううんと頷くばかりなり。 栃木の郷土料理で独特な味と香りとドロドロとした外見から、好き嫌いが激しく…

酒粕

「酒粕で美肌になろう」企画で、私はお正月から酒粕モードになっています。 ところがどっこい、息子二人は酒粕が苦手!父母はアレンジ料理があかん・・・・普通の粕汁がええ・・・・といわはる一番おいしがってくれはったのは、姉御に教えてもろた白菜と豆腐とち…

「酒粕で美肌になろう」のご案内

滋賀のお酒を楽しむ会「酒粕で美肌になろう!」 ゆめふうせんでの酔醸会企画第四弾!のご案内です。 粕とお酒は上原酒造の天秤搾り粕。 粕づくし! レシピや講座付きですので、どうぞゆめふうせんにお申込ください。 金曜日〆切りです。もうすぐなんですけど…

浜大津こだわり朝市 萩乃露の巻 続編

今日のメニューは3種類の予定でしたが、まったく同じタンクにて、新酒あらばしりの(最初にほとばしり出てくる部分)お酒とともに今回発売された中汲み(中ほどの部分)・・・しかも直汲みのお酒をちょこっと飲んでいただこうと持っていったのが、えらく人気…

浜大津こだわり朝市 萩乃露の巻

ありがたいことに、思ったよりは寒さの和らいだ睦月の朝 浜大津こだわり朝市が行われました。 まずは楽しい場面・・・・ これで何回目やろう?北海道からのお客さん。あの「白い恋人」をお土産においでくださいました。私らは名前を存じておりませんが、本日…

萩乃露の山廃

以下は2006年9月に頂いた、福井さんからのメールの抜粋です。 今回初めて山廃を蔵出しするに当たり本当に色々と考えました。といいますのは、今振り返れば今回蔵出しの山廃3品は僕自身の5年間の酒に対する気持ちの揺れが振り返られるものであると共に、仕…

エコエコ!

琵琶湖ホテルの日本料理 おうみのTさんがご来店。 コースターも無事に半分の50枚ができました。いろいろお客さんの反応などをききながら、後の半分を創りましょうということになりました。 そして次は、お箸なのやそうです。 というのも琵琶湖ホテルさんはIS…

鞍馬口ん家 ぱあと2

さて宴となりますが、吹き抜けになっているこの町屋は寒い!もちろん暖房なんぞありません。が、あったかあい炬燵がありまして、この炬燵に入りながら燗酒を飲むと、体のどっか・・いつもと違うところからあったまってくるのが不思議な快感。まるで露天風呂に…

鞍馬口ん家 デビュー

年に4回、ご自宅で日本酒バーをしながら、いつかはご自分の日本酒バーを持ちたいという夢を描いてはる作石君は、朝市の常連さん。P箱青年(一升瓶が6本入るケースを必ずご持参)と名づけられ朝市になくてはならないお人。その作石くんが、2008年お酒を語る…

不思議な感情

連休最後の日、とある日本画を見に行きました。 まだ歌舞伎 沼津の余韻をひきずってるし・・・この一週間はその余韻に浸ろうと思っていたので、その繋がりでるんるんと出かけたのですが、不思議なことに・・・・・・・・ぜんぜん心に響きませんでした。 結構…

利き酒屋

歌舞伎の後は、Hぱぱままさんとイヌガオさんご推薦の利き酒屋へ行きました。 不老泉赤ラベルがありますやんここでは蔵元さんを囲む会とかもしてはりまして、HPを見てたらどこかでみたお顔・・・・・あっ不老泉の績さんやっ!この会の時には亀亀覇やら不老泉の…

初春大歌舞伎 第2弾

歌舞伎通の友人に誘ってもらって、第2回目の歌舞伎鑑賞 初春大歌舞伎・・初めて訪れた大阪松竹歌舞伎座。 特に圧巻は沼津。日本三大仇討ちのひとつ、荒木又右衛門の仇討ちに材をとった「伊賀越道中双六」の中でもっとも人気のある段で、東海道の沼津を舞台に、…

ルッコラ

畑に大きな塊がころがっていました。 50センチくらい・・・ これなんやろう・・・・大根??いやちがう。 たべられんのやろか? さあわからん・・・・・・・ と、もって帰ってみたら、味はルッコラでした。 おしゃれな響きの・・・・洒落たレストランで使われる…

藍染 竹絞り

琵琶湖ホテルのスタッフ5人と母と私の絞りの作品! 不慣れでぼけた画像ですが、ようやっと添付できました。 ほっ・・・・ 前にも書きましたが、ここの日本料理のお店には竹がデイスプレイされていて、ここのシンボルとなっています。なので、そのまんまの竹…

竹絞り完成間近

琵琶湖ホテル 日本料理おうみと小川酒店のオリジナルコラボ企画・・・・ 竹絞りコースターが着々とできあがっています。 金子みすゞさんの詩のように「皆ちがって皆いい・・・」 それぞれに味わいのある糸味。 母ときゃっきゃいいながら、これもええなあ、あれもま…

HCCグループ新年会の続き

HCCグループは今年で10年目を迎えます。 私もHCCの人たちと関わらせてもらったことで、朝市をはじめ熊森協会、緑の村などなど・・・いろいろなご縁をいただきました。そして今自分がつながりの中で生かせてもろてるということをしみじみ感じています。 こ…

大津 魚忠

久しぶりぶりに大津魚忠さんへ・・・HCCグループ(朝市の母体です)の新年会です。 旧東海道沿いに建つ料亭。古い商家を生かしたお店。 国の登録有形文化財にも指定された由緒ある建物には、ここかしこに職人さんの遊び心が見られ、日本の建築のすばらしさに…

今年のお酒事情

根掘り葉掘り聞いたおかげで、いろんなことも教えてもらいました。 まず新酒から濃い複雑な味わいのお酒も中にはありますが、搾りたてからあんまりバランスの取れたお酒は熟成はあまり期待できないのでは・・・ということでした。 また今年のお酒に関して、…

複雑味ということ

辻さんが来はりました。ええ人やほんまに・・・・何でかというとH9BYの奥播磨をあと2センチくらい残っていまして、それを私にプレゼントしてくれはりましたんや ごくごく温く燗をつけると、いろんな複雑な要素がでてきてええ感じや・・・亀亀覇に相通じるものが…

雅な日

お正月恒例百人一首をしに親戚のお家に。 百人一首もひとつひとつ解釈してみると季節の感慨深いうたやったり、恋焦がれるうたやったり・・・逢坂の関や近江のええとこが仰山出てきたり・・・・この年になってしみじみ奥が深いなあと、新鮮な感動を覚えます。 で…

うれしい報告

お正月用に送らせていただいたお酒の反応。 普段はお酒を飲まない女性に、道灌の純米大吟醸は大変喜ばれました。毎年お正月にだけ送らせていただくのですが、去年より(そうか・・・去年のはいまいちやったんか・・・・今知りましたわ)断然よかったようでした…

年賀状

蔵元さんからの年賀状・・・・・。 北島酒造さん「純米酒が変わります。ご期待ください。」どう変わるんやろ? 喜多酒造さん「天保杜氏との関係は親子の関係でしたが、家杜氏との関係は兄弟。 ワクワクドキドキの酒造りです。」・・・喜多社長の意気込みがかんじ…

小原庄助さん

我が家では、お正月の3が日は朝風呂をいただきます。お正月だけの贅沢。 目を瞑って、ずいぶん前に行った信州の雪景色の露天風呂を思い浮かべます。なんちゅう気持ちのええ・・そしてお風呂上りにお酒をいただくのです。まるで小原庄助さんや。 ♪小原庄助さ…