酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

南瓜ぷていんぐ

今日はハローウィン ・・・聖夜の意味。ケルト民族のお祭りで、秋の収穫を祝い、悪い自然霊や魔女などを追い出す祭りやそうな。ケルト人の暦では10月31日は大晦日であり、翌11月1日は新年。ケルト人にとってこのハローウィンの一晩だけは、地上をうろつく悪霊た…

やきものの真髄

上神焼 上神山窯元にうかがう。 ここは辰砂専門の窯。先代まではずっと薪で焼いていたけれど時代の流れで灯油に変えた。そしたら、この赤がなんとしても出ない! 3年間悩みあえぎ・・・ようやっとこの色が出せるようになった。苦しかったあの頃は、赤色なん…

お花

今日はゆっくり畑に行ってきました。 今は雑草も少なくてたくさんの仕事は無いのですが、でも何やかやとする事は一杯。土手にも、不思議な可愛い花が咲いていたりこぼれ種で韮や菊やイタリアンパセリやミントが育っている様子を見ると、やっぱり土の持つ力に…

夢のような夜

辻一さんにて行われたあひるちゃんの出版記念の会と姉御の全国利き酒選手権の壮行会。 蔵元さん9名とこ~い日本酒応援団11名。蔵元さんはすんごい美味しいお酒をたくさん持ってきてくださってもうみなご機嫌さん。 出品酒!10年もんの大吟醸。希少価値の13…

みどりの村

私が借りている畑「みどりの村の村長」さんから参年熟成のお味噌を頂く。まるで八丁味噌のように濃い茶色。で、食べると美味しい!!まろやかに優しい味わいが口の中に広がる。 ちなみに村長さんの家ではにわとりを飼ってはる。その産みたての卵と上原酒造のジ…

クレオパトラの忘れ物

うちの商品で、もう置くのやめようかなって思って・・・・でもなくなっても結局また並ぶことになるという稀有なお酒があります。これがクレオパトラの忘れ物。 上原酒造のなんとも味わいのある山根杜氏はなんと下戸!そのおやっさんがご自分のために考えたという…

ひそかな幸せ

このごろ寝るのが楽しみ・・・・ 今とてもはまっているのがピアノ。 友人から深町純という人のカセットテープ「秋」をいただいた。うちのデッキは今にも壊れそうなのでかなり音質はこもっていてなんやけど、それがまた哀愁をそそる。季節もあいまってなんか…

あれれ

ある団体様より、滋賀の日本酒のことを教えてほしいとのことでかなりがんばってお話しする.で、スタッフだけでまず飲み比べをされた。・・・で本番に向けてのご注文。あれれ・・なんと滋賀のお酒は1本のみ。あとは他府県(近畿・北陸)のお酒各県より1本ずつ。羅…

今年最後の藍染

多分今年最後になるであろう藍染をしに、師匠のところに挨拶を兼ねて伺う。 今年はいろんな人と一緒に染めるという体験を5回もした。最初要請を受けたときにはなんかこんな私なんかとんでもない・・と引き気味やったけど、いざしてみるといろんなことを逆に…

ひさしぶりぶりに畑に行く小春日和・・なんちゅう気持ちええ。コスモスが満開!でも皆謙虚にうつむき加減・・なので思いっきり高いところから飾らな顔が見えへんのや。のでこの写真は天井付近 こぼれ種で育ったミニトマトがまだまだ元気に実をつけている。わざ…

アピールせな・・・

東京にいって、自分の店に戻るとまた違った目線で見ることができました。 ちょっとリニューアル。 小川酒店ではお酒は日光を嫌うので、入り口近くにはお酒は全然置いてはいないのです。なのでやきものとお酒は別々にならべられていました。 でも、とある営業…

ありがとうございました

おかげさまで定員20名・・あっという間に! 蔵元さんも8人・・あとも私よりももっと優れた日本酒の応援団! 東京の関矢さんにも言われたように、大きな意味で滋賀の日本酒という素晴らしい文化を盛り上げるええ会になればと思っています。 来ていただくお蔵さ…

Zakka

最後に行きたかったクラフトショップ『 Zakka.』 オーナーはご不在やったけど、この空気を感じたかった。 ビルの地下。コンクリート・そして古木がものすごく気持ちよい。焼き物やリネンの合間に海辺の石がさりげなく並べられていたり、オートバイのミニチュ…

出版記念パーテイのお誘い

小川酒店・酔醸会から耳よりな情報です。 『近江の酒蔵 ―うまい地酒と小さな旅―』 滋賀の日本酒を愛する酔醸会編 出版記念パーテイのお誘い 幡さん(あひるちゃん)は滋賀の日本酒に目覚めて酔醸会を立ち上げました。そしてこの思いを本にすることで、美味し…

真菜板さん

地酒ブームを力強く支えた杉田さんが心機一転、しみじみと日本酒談義を楽しめるカウンター10席のお店を高田馬場にひらいた真菜板さん。 むろか生原酒・純米酒にこだわる品揃えはさすが。しかも飲み頃をしって一番美味しいお酒をすすめてくれはるのが魅力。 い…

花の東京へ

ずっと会いたい、行きたいって想い続けていた東京のお店3件。とうとうかないました。思い続けたら叶うもんなんですね。カリスマ的お酒屋さんと居酒屋さんそして雑貨屋さん・・・・・みな地下鉄沿線。まずは関矢酒店。地下鉄稲荷町駅からちょっと。3時間あま…

2周年浜大津こだわり朝市

うふふ・・・・今日も盛り上がりました、2周年浜大津こだわり朝市! うちのブースはいつも人でいっぱいや・・と皆が言ってくれはる。がしかし、お客さんの滞留時間も長いのです・・・が、さらにがしかし・・・・ええお客さんは、いろんな面白いお土産を置いていってく…

浜大津こだわり朝市の2周年

明日は浜大津こだわり朝市。いよいよ2周年を迎える。 先月・そして先々月の大ヒットということで、ワンカップの180Ml,もラインナップに・・ワンカップ大関の空き瓶を洗おうとしたら、ラベルを見て このワンカップ大関も40年の歴史を迎えるんやなあと。な…

いろいろ・・・・

今日はPTAの役員会でおもろい人を見つけた。鼻をまるで豚さんのようにぶひぶひ鳴らさはる!!で、「皆ならさへんの?」と不思議な様子。聞くと、ご主人は逆立ちが得意で家でも良く逆立ちをしながら手で歩いてはるらしいわ。おかしい家族や。しかも内緒やけど…

お酒のこといろいろ

ブログにも何度か登場している辻一の辻さんがご来店。私も辻さんも今めっちゃ日本酒のことを知りたいし好きやし、もっと深い世界をのぞいてみたい旬 今大うけなのが吉田酒造の本醸造のむろか生原酒・・・暮れには搾りたて・夏は夏入道・そして今は生!と様々…

秋の花便り

ただいま小川酒店も秋の花ざかり。今日の驚きはふとベランダに出たら、 ホトトギスがお見事環境としては良くない西日ばかりが当たるところやのに、ほんにえらいやっちゃ!! 畑の土手に去年のこぼれ種で咲いたこすもす。じっと見ていると宇宙や。 これはベラ…

みんなで滋賀の地酒をきき酒する会

私は参加できひんかったけど、昨日「みんなで滋賀の地酒をきき酒する会」という催しが、プリンスホテルにて初めて行われた。酒造組合が主催ではなく、滋賀県酒造技術研究会というやる気のある蔵元さんの集まりが工夫し考えられたというところがみそ。 きき酒…

黒田君の畑で・・・・

朝市でおなじみの黒田君の畑で中国茶のお店茶栞館さんの楽しい会があった。はじめて行った黒田君の畑。ひろ~い!ここで美味しい黒田君の野菜が生まれるんや。 柔らかな土のにおいを感じながら、ビール酵母で焼いたパン・ダッチオーブンで焼かれた黒田君の美…

大自然小自然

畑からいただいた胡麻・・・不思議不思議。 小さなさやの中にびっくりするくらいきちんと並んでいる胡麻に脱帽。 なんちゅうえらいやっちゃ!ただ、これから胡麻のみをとるのはとっても大変!新聞紙にに乾燥させておくとどんどん胡麻がはじけて落ちるけど、ごみ…

大津祭り

明日は滋賀の三大祭の大津祭。そして今晩は宵宮。 家族が誰も付いてきてくれへんので、店を閉めた後、またひとりで自転車に乗って宵宮散策。鐘の音がええ響きや・・・風情を楽しみながらおばさんはひとりで自転車をこぐ。 献酒というのは酒屋にとっては大事なお…

中辻さんの卵

朝市で知り合った浪漫卵 中辻さんという卵屋さん。 始めてあったとき、何かわからへんけど うれしくなるくらいポジテイブな空気をびんびんと感じさせるお人でありました。で、ふとしたきっかけで小川酒店にご来店・・・うちにも配達をしてくれるようになりま…

お誕生日おめでとう

今日は次男の誕生日。なんか親の私が朝からわくわく喜んでいる。 好物の杏仁豆腐・豚キムチ・特性ピザ・おばあちゃんお得意のお赤飯・木村さんに教えてもろた無花果の生ハム巻き・アップルケーキ・生麩のやきもん・・・と和洋折衷およよやけどまあええまあええ。何は…

続き

かばた※の水をチェイサーに・・・流れる音もええ響きやで ※ 川端(かばた)。新旭では川の端にある湧き水が、人々の生活になくてはならない生活用水になっている。上原さんのところの湧き水もとてつもなく美味しい。それで顔も洗い野菜も洗いお茶も沸かす・・なん…

熟成

姉御と久しぶりの湖北への旅。まずは浪乃音酒造さんへ。中井さん相変わらずチャレンジャー。教えてもらったのが酵母の違い。14号でしか出せないやさしさ。そして潔く切れる9号。微妙な違いやけど、この使い分けはなるほどと納得する。イタリアンの夕べのいろ…

私は何を隠そう双子・・・でもう一人(?)の私は安曇川に住んでいる。妹は若い頃、シベリア横断鉄道に乗って海の向こうを放浪していた。・・・便りは短い電話と長い手紙のみ。母はそのとき心配で白髪だらけになったその後は不思議なもんで、純日本人という感じの…