酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

不老泉 山廃純米 生原酒

不老泉 山廃純米 生原酒」・・・は自分にとって上原酒造のお酒のなかでも一番の安定銘柄的存在です。ちょいと塗り壁を思わせる朴訥とした香りと、はじめに含んだときはやや穏やかながら・・・じわじわと濃い旨みが押し寄せてきて・・・でも,不老泉らしいキ…

有難う、最高の贈り物

姉御に宇宙の芽キャベツの話をしたらラッキー!自家製の芽キャベツを持って来てくれはったで。姉御家族は畑の達人。こんな身近な所に師匠がやはるんや。もっともっと教えてもらわな・・・・ 仰山の見事な芽キャベツ。海塩と鶏と根菜いっぱいのシチューにした…

地酒バーの勉強会

地酒バー膳にてお酒の勉強会。 最初は配られた紙に記録していたけど・・・・あとは心の引き出しや! 魚紳さんに頼んだ肴も絶品。だしまき・あん肝・すり身のなんとも上品な一品・貝と青菜の酢味噌和え・たらの白子・なめろう・・どれもほんまにええ按配で魚紳…

タイミング

久しぶりぶりに畑に行きました。 他の人の畑を見るのもほんまに面白いわ。 芽キャベツなんか宇宙を感じる。 で巨大なブロッコリーを発見。なんでこんなに太い茎になるんやろう? この畑、緑の村では化学肥料や農薬は一切使ってはいけない・・・のにこのたく…

三浦敬三さん

新聞によると山田錦の大吟醸で仕込んだ食パン1000円が大好評なんやて・・・ みないろいろ工夫してはるんやなあ。でもでも・・・すんません。小さな酒屋さんから言わせるとやっぱりお酒はお酒として飲みたいなあ・・・というのが正直な気持ち。そまの天狗の…

浪乃音は不滅です!

昨日の続きで・・・・上原さんのあと、浪の音さんへ伺った。 ここは4人ものお子さんがおられるのでその話にも花が咲く。特に今日は辻一の辻さんがもともと私のの二人のぼんのサッカーのコーチだったこともあり、また中井さんのお子さんがただ今サーカーに夢中!…

泡汁

来月の朝市のお酒を決めに姉御と辻さんとYさんと上原酒造さんへ。 うふふ・・・・やっぱりおいしいわ。ここのは山廃つくりで培ったこの底力で、速醸までが驚きのレベルや。ますます評判の高いそま天はやっぱり味わい深く、燗をすると満面の笑みがこぼれる。…

萩の露 あらばしり

夕食の支度をしながら、我慢出来ずに萩の露のあらばしりの栓を開けてしまいました。開けてすぐ飲んでみると、それは頑固親父にげんこつをくらったような味で、飲み干した後は下の前の歯茎に渋みのようなものが残りました。そのままお猪口に30分ほど置いて…

画廊バー ぱーと1

ぱんちさんとずっと過ごしていてたくさんのことを教わりました。何でもいい・・こだわりなはれ一気に登りつめたらあかん・・ひとつひとつじっくりゆっくり積み重ねていくことや・・・パンチさんがごえんさんに見えてきたわ ぱんちさんは火入れのお酒も認めてい…

酔醸会の「滋賀の地酒と旬の肴を楽しむ会」

栗東駅前Be-Cafeで、酔醸会の「滋賀の地酒と旬の肴を楽しむ会」が開催されました。今回のお酒はほとんど小川酒店で購入いただき有難うございました。ひさしぶりの酔醸会の会、初めてのお顔もちらほら。 まずは あひるちゃんが会の説明と共にお酒の四方山話。…

画廊バー

朝市にもはるばる何度もおいでいただいたinugaoさんの個展が時代遅れという画廊バーでありました!でもここはほとんど日本酒は置いてないんです。日本酒と着物を愛するイヌガオさんにもお声をかけていただいて、ここらで日本酒と燗文化を広めようやおまへん…

のむおっちゃんさようなら

実はなあのむおっちゃんが亡くなったんや。父の弟さんで暖簾わけをしてお酒屋さんをしていたのむおっちゃん。 いつも明るうて、山登りとお酒としてお酒屋やさんが大好きで・・・・酒屋業界がめまぐるしく変わったので本家である小川酒店の鈍な娘が、いったい…

舞台なんや

うふふ・・・実は昨年NHKさんに小川酒店を紹介していただいたことがきっかけで桑原アナウンサーとメル友になったのであります。 で、お茶をしたこともあって、またいろんな地元の情報を交換したりしてたま~にお付き合いさせてもろてます。 で本日ご来店。や…

浜大津こだわり朝市のとりあえず総括

お代官さまのご用命により、いろいろ今までの朝市の整理をしてたんや。そしたら昨日の話しやないけどいろんなドラマが繰り広げられて懐かしっ 上原績さんに来ていただいたときにはものすごい大雨でお洋服もほんまびしょぬれになっていただいて・・・吉田専務…

滋賀出身のKさんより・・・

こんなにうれしいメールも頂きました。ほんまにうれしいです。有難うございました!!これからカテゴリを作って、お客さんの反応を大事に残しとこっ 年末は、おいしいお酒をありがとうございました。 3が日でゆっくり飲むつもりでしたが、あんまりおいしく…

じ~ん

暮れにも来て頂き、うれしいメールを下さったお客さんAさんがご来店。 このAさんは結婚式のときに前の杜氏さんの花嵐と雪花を出さはったので、吉田酒造さんとは私よりもお付き合いが長い。そしておっしゃった。あの頃の花嵐はまさにものすごい花嵐という感じ…

浜大津こだわり朝市一月

浜大津こだわり朝市1月の巻 ものすごい寒いのでは・・・と危惧していたにも関わらず、昨日の雨もすっかり上がり、ええお天気であたたかな朝市。 今回の七本鑓・・・おかげさんでよう売れまして、なんと始まって以来の売り上げ。お客さんと話していて思いました・…

爆発酒

にごり酒が爆発酒といわれますが・・・・この間、七本鑓の純米のにごりをお買い上げのお客さんが朝市においでになり、「こないだのお酒 開けるなり半分吹きましたわあ!」と。 申し訳なかったのに、笑顔でおっしゃるので・・・ほんまになんちゅうええお客さんや…

マン マ ミーア

劇団四季通の友人がやっと取れたよ!ということでお誘いいただき、マンマミーアを見てきました! 懐かしいABBAの音楽に載せて、聞かせるわ、笑わせるわ、見せるわ、うるうる来るわでもう最高! 私は音楽やミュージカルに関しては単に好きなだけで、全くのど素…

消費者が熱い!

近江銘酒蔵元の会がしはったワンカップの頒布会をお買い上げのお客さまがご来店。どれが美味しかったですか・・とお尋ねすると、小川酒店の冷蔵庫に並んでいるお酒の名前を数種類おっしゃってくださいました。あなうれしいこと!その上小川酒店にはないけれど…

質の強さ

良い器を使っていると、本当に幸せな気持ちになる。 この頃良く出るのが有田賞美堂の美しい磁器。 もともとは土物の温かさに惹かれて焼物に興味を持った私やけど、今は磁器にも同じくらい惹かれる。 どちらにせよ、ほんまもんの飽きの来ない器は品格がある。…

再び竹鶴の杜氏さんの話

続石川達也さんのお酒講座。 寝かせるというところ・・・・本来の意味での品質管理とはそのお酒の持つ力を最大限に引き出すということ。品質が変化しない・・・劣化させない事だけを目指すのでしたら、とにかくろ過をかけ、低温で貯蔵するのがベスト。でもそういう…

近江神宮

今日は近江神宮に行ってきました。 神社仏閣には独特の尊い磁場があるといわれているけれど、ほんまにそう思います。鳥居をくぐるとうっそうとした森があってそこをずっと歩いていくと近江神宮にたどり着きます。なんか気持ちのええ場所や・・・・祈る時に「…

ハーモニー

先日のお酒の話について、ものすごくうなずいてしまう文字に出会いました。 竹鶴の杜氏さん石川達也さんの書かれた小冊子 間違いだらけの酒常識。 料理の邪魔をしないということが、料理に合う酒なのか?というところで・・・ 邪魔をしないだけならハーモニ…

七草粥

ツエルマットのパンを買いそびれたので、近くのコンビニへ久しぶりにパンを買いに行った。 そしたらなんか変な感じ。いかにもそそるようにてかてか光ってるんやけど、ギトギトしている。うらの表示を見たらいろんな添加物がいっぱいや。なんか怖なったわ。や…

賭け事

今日は某ホテルのTさんが来てくれはった。 いつも5連泊くらいされる常連のお客様が本日ご到着・・・で、そのお方は上善如水が好みなんやそう。で どんなお酒をお出ししたらええか・・・とても迷ってはる。 私も悩んで迷って・・・・・近い味わいでありながら、近江の地…

心のかたち

今日から小川酒店の仕事始めです。 早々より、お年賀にと近江の地酒をお買い上げのお客様がお見えになりうれしいことです。 暮れにも母の俳画が好評で、今日も宝船の絵を熨斗にお届けいたしました。 あらたまの心のかたちに近江の美酒・・・・うふっ ええや…

初畑

初畑に行きました。 しんしんと静かでだあれもいない畑。 寒々とした北風がふく畑なんやけど、ちゃんと土の中では生命が息づいていました。 撒く時期が遅すぎた大根は 枯れてしまっているのかと思っていたら、中心部のところで美しい緑色の新芽が・・・・生…

初心忘るべからず

守山のおかあさんのところへご挨拶に。 いつものように美味しい美味しいすき焼きとおせち料理を頂きました。 高野豆腐も棒だらも黒豆も赤こんにゃくもやっぱりおかあさんの腕は絶品です。 ぼちぼち伝授してくださいね。 そして手造りのちぎり絵をいただきま…

鶯酒

親戚の家へ新年のごあいさつに。 このお家は前にも何回か登場している時間の進み方が違う素敵なおうち。おっちゃんは和菓子職人さん。いつものように玄関先にはおばちゃんの独特の感性で演出された新春の風景。 お座敷には雪見窓があって、そこから味わいの…