酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

杉本商店

昨晩は杉本商店のお父ちゃんと某蔵元と飲みました。

目からうろこでした。

杉本さんは私らとほぼ同い年。

ぶれない酒屋さん。

けど一平君がサラリーマンから酒屋をしたいと帰って来て数年、ちょっと前 杉本さんは潔く第一線を退き一平君にお店を事業継承しはりました。

杉本さんはお父ちゃんのことも大好きやったそうで 一平君とも良い関係。

 

ひやおろし、大いに否定派。

夏酒もほぼおかなかったそうです。

お燗するなら60度越え。

不老泉は常温でおくべし。

 

同業者白菊やさんのことを大絶賛。

若い飲食店さんに呑みに誘われると 出来るだけ行くようにしているとのこと。

若いひとを大切にしてはるその姿勢が素晴らしい。

 

もう日本酒はこれ以上増やすつもりはない。

あとやるとしたら長珍やて。

一平君は日本酒と同時に焼酎も興味津々。

焼酎はこれからも良い蔵を探していくそうです。

 

杉本さんとは長い長いお付き合いやけど、信念を持って 楽しみながら進化してはるのが、聞いていてものすご刺激になりました。

ほんで退くとはいえ、ちゃんと店にも立ってはるし、今はまっているのが料理。

店の左横には飲食スペースがあり、そこのお料理は杉本さんがほとんど作ってはるのやて。

有難うございました。

湖濱 ひやおろし

佐藤さんも 御自らひやおろしのサンプルを持って来てくれはりました。

実は小川酒店には去年のひやおろしがあるのです。

今年のひやおろしも 王様山田錦の風格を感じる良い仕上がりでしたが、飲み比べようと去年のひやおろしも開栓!

こちらも ええ塩梅にまろやかに熟成していて、美味しかったです。

佐藤さんは昨年は18度今年も17、5度と 結構アルコール高め。

なので そのままでも 氷を浮かべても また加水しても 更に加水燗も全て楽しめるお酒でした。一本で色々楽しめるなんてラッキー!

 

今日はおでんをしました。

ので 熱燗!

加水燗も旨いです。

 

どんどんやってくるひやおろし。

どれもよくできています。

滋賀酒の全体的な進化を感じます。

 

あと萩乃露は渡船、山田錦、山田穂と3種のお米をブレンド。

かなり辛口!に仕上がっています。

萩乃露さん この頃辛口が多いように感じます。

 

ひやおろしという季節の言葉は新酒が出ると、季節外れ感が感じられ、ちょっと残念。

なので、喜楽長さんは たわわという名前に。

松の司さんも 尾花という名前にしてはりました。

夏酒も、9月に入ると売りにくいです。浪乃音さんの冬というお酒もあります(笑)

季節は素晴らしい日本文化やけど、難し。

竹生嶋 秋あがり 吟醸一回火入れ

今日から9月です。

一日というのは 気持ちが凛とします。

マキノから吉田さんが 御自らひやおろしをもってきてくれはりました。

夜に楽しみに晩酌しました。

滋賀渡船6号のなんと50磨きの吟醸です。

るみさんからのゴーヤの佃煮  鮒ずしのとも和えにも合います。

 

吉田さんお得意の協会1401酵母の特長 リンゴやバナナ メロンのような上品なかおりと程よい熟成のお酒を目指して、今年は上槽後すぐに瓶詰して 瓶燗後に発酵室で15度くらいで瓶貯蔵。

鈴木杜氏が香りにこだわって造らはったとのこと。

確かに50磨きなので上品ですっきりしています。

吉田さん曰く、温めたほうがよいかもと。。

ひやも良かったけど、温めたらもっと美味しい。

60度とちょっと温度が上がり過ぎたんやけど、全然大丈夫。

メタセコイヤの素敵なラベルもよろしなあ。

しかも渡船の50磨きで、4合1815円と 超お得です。

無花果とマスカルポーネ

 

るみさんに真似て、ピーラーで作った金平牛蒡。

実は私今まで ビーラーやと思てました。どひゃ~~

 

キンメダイの酒蒸し

 

冬瓜の餡かけ 塩麹入り

 

えんがわユッケ ちょっと上等の海苔を巻いて。

魚が新鮮なバローで買った 鱧と鮎が大当たりでした。

どれもお酒に合いました。

禅 チェンマイ などなど

今日ご来店のお客様

チェンマイ(Chiang Mai)の山岳民族  カレン族(Karen)の方に贈るお酒をお買い上げになりました。

藤井風のチェンマイでのPrema の映像が素晴らしかったのを思いだしました。

チェンマイの湿った土は時間が経っても匂いを残します。

像の足跡には雨水が溜まり 空が映り込みます。

子どもの笑い声が遠くで響き、藁草が乾いています。

その風景を見つめる藤井風さんの瞳の奥に

音楽ではなく、祈りのような静けさが宿っていました。

これは大事もん入れに入っていた 言葉です。

チェンマイ いつか訪れてみたいな。

 

もう一人のかたは 一年ぶりのイスラエルの女性。

一年ぶりの再会や!

ご主人は日本人で 大津に住んではったんやけど、今はイスラエルでお仕事。

イスラエルではワイン畑も手伝ってはるそうで、豊かな写真も沢山見せて貰いました。

今回の来日は 四国のお遍路さんをまわるためやそうです。

どうぞお気をつけて。

 

イスラエルも四国のお遍路さんもよろしなあ。

白装束を着て望まはるのやて。 

 

私は家に居ながら 禅のような心持で 祈りの暮らしをさせてもろてます。

掃除も料理も歩くことも呼吸も暮らしが 禅。まだまだあきまへんけど。

 

燗try Road(カントリーロード)

おもろいイベント。燗try Road(カントリーロード)がありました。

チケットには中邨君の顔が(笑)

 

 

夜に呑み会もあったので ちょこっとですが わくわく参加させてもらいました。

 

まずはしゅうろくさん。

ゆきちゃんの酒粕入りのパンがごっつうおいしいです。

単体でも美味しいけど、肴にはさんだら、もっと美味しい。

太郎ちゃんもええ味わいの人となりとお酒で ええなあ。

日本晴れの火入はまろやか~~

熟成のほうは ええ色がついて どっちも勿論お燗。

さすがカントリーロードや。

秋鹿からは お酒とお父ちゃんが大好きな 素敵な娘さんが。

この絵もおとうちゃん作。

山田錦と雄町のスペシャルブレンド酒も 美味しい。

新酒の山廃も もっと寝ているみたいや。これもお燗で。

 

次にお湯さん。

美しい字にほれぼれします。

こちらは松の司と平井商店。

これもお燗で。スペシャルお燗向きのお酒をいただきました。

 

ネーミングも功を奏し、この残暑厳しい頃やけど、皆お燗で楽しみました。

それぞれの肴も興味深々。干椎茸に松の司のお燗が合いました!!

 

中邨君のお店には時間的にも無理でたどり着けず。

でもお湯さんを出た所で一博さんに逢えました。

イベントは楽しい。有難うございました。

不老泉呑み切り結果

呑みきりの結果が出ました。
去年よりさらに参加者が多かったそうです。
7BYの評価はやっぱり高かった。
亀の尾を6BYから青森県産から岩手県産に変わり、味がよくなってきたと。
私の意見もほぼ同じ感じ。
不老泉は どれも旨いなあ!!
 
瓶貯蔵
第1位 № 3 山廃仕込 純米吟醸 中汲み 無濾過生原酒 精米歩合55% 7BY(未出荷酒)
第2位 № 8 山廃仕込 純米吟醸 亀の尾 無濾過生原酒 精米歩合55% 7BY(未出荷酒)
第3位 № 4 山廃仕込 純米吟醸 備前雄町 無濾過生原酒 精米歩合55%  7BY(未出荷酒)
第4位 № 1 山廃仕込 純米大吟醸 木桶仕込 無濾過生原酒 精米歩合50%  7BY(未出荷酒)
第5位 № 6 山廃仕込 純米吟醸 滋賀渡船 生原酒 精米歩合55% 7BY(未出荷酒)
タンク貯蔵
第1位 №26 山廃仕込 純米吟醸 山田錦  精米歩合55% 7BY
第2位 №34 山廃仕込 特別純米酒 たかね錦 精米歩合60%    4BY
第3位 №27 山廃仕込 普通酒 コシヒカリ他 精米歩合65% 7BY
第4位 №29 山廃仕込 純米吟醸 玉栄 精米歩合55% 7BY 
第5位 №30 特別純米酒 山田錦 精米歩合60% 7BY 

北島酒造 酸基醴酛 基本に忠実に

北島さんから案内が届きました。

以下案内文です。

 

一度は途絶えた酒母製法を、現代の醸造環境でもう一度。
「酸基醴酛(さんきあまざけもと)」は、米を高温で糖化して甘酒をつくり、そこへ乳酸菌を加えて乳酸発酵させた後、酵母によるアルコール発酵へとつなげていく酒母製法です。
かつては製造が不安定であったこの製法に、北島酒造では約10年前から取り組み、毎年試験醸造を続けています。
原料、糖化、乳酸発酵、酵母の働き。
毎年少しずつ造りを見直しながら、酸基醴酛の可能性を模索しています。
昨年までは酒母仕込みのにごり酒として試行錯誤を重ねてきましたが、今期は久しぶりに三段仕込みを行い、搾りました。
あえて奇をてらわず、基本に忠実に。
乳酸発酵によるキュンとした酸味が味わいを下支えし、蒸し暑さの残る9月にも爽やかに楽しんでいただける生酒に仕上がりました。

小川酒店には 一段仕込みのにごり酒がまだあります。

そしてそれが むちゃ旨いのです。

それが10年の時を経て3段仕込みで基本に忠実に生まれるなんて素敵やおまへんか。

今宵はそのにごり酒で乾杯したいと思います。

直くんが言うてはりました。北島は間違いがないと。どれを呑んでも旨いと。

ほんまや。