酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

10月の朝市のお酒選び アサジヲ

朝市のお酒を択びに平井商店さんに。

 

元気いっぱいのそうごくんもお出迎え。おもろ!!

 

火入コーナー。

 

左から順番に 純米ブラック!今年は 滋賀山田です。

 

そして 吟吹雪火入。安定安心。

 

生酛カエル火入、これもええ~~~

 

あんのん みずかがみ45%のコスパ抜群の火入。

ゆかいな仲間達曰く 苺のショートケーキ マカロンを彷彿させる ホワンと甘いお酒です。

 

ブラックと同じく滋賀山田を丁寧に磨いて造られた純米大吟醸。品格を感じさせます。

 

そしてノーラベルが 28BYの米ワイン。美味しくていたぎやさんに送らせて頂いたところ、古酒好きのNさんにドはまり。

確かに美味しいし、是非是非お燗。でも朝市に出すには マニアックすぎます~

 

ブラック純米に決定!

 

生です。

鶺鴒鳴くのおり。限定10本。

勿論美味しい!決定。これは少ないですが 試飲していただきます。

 

その右が 無加圧 吟吹雪の3BY れあ酒で6本のみ。決定!!!これは試飲無。

 

鶺鴒鳴くは今年も大盛況。一升瓶は完売。

4合瓶も僅か。これはええ。

 

そこでおけいはん案。おりと鶺鴒をぶれんどしたらどやろ?と。

鶺鴒鳴くの個性的な酸が おりとブレンドされることで 良いバランスになると。

ブレンド酒。おもろい楽し。

 

続く→

大収穫祭

畑に朝から行きました。

 

村長さんは DOHOスタイルで 立ててはります。

有機肥料もいらないそうです。それでも ごりっぱ。

20年にして一番の大豊作。唐辛子類は大きなゴミ袋に二杯採れました。

びっくりします。

えごま ゴーヤ 茄子 ピーマン 唐辛子 ツルムラサキ 空心菜 ミント 

落花生はむっちゃ元氣に育っているけど、まだ採り頃ではないみたい。

ちゅうか、どっちにしても、今日は収穫がエンドレスでその余裕はなかったかも。

 

特に茄子は剪定のタイミングとやり方が功を奏して 見事です。

ツルムラサキ空心菜の今年の出来も 信じられへんくらい沢山採れました。

たった一本しか植えてへんのに、えらいやっちゃ。

 

そして 村長さんから バターナッツ南瓜をいただきました。ものすご~~~~~い数が収穫できたそうです。ある村人さん、ゴーヤが100も採れたそうです。 皆さん凄い!!

今日でらんまんも終わりましたが、ほんまに花や土やら自然からどんだけ元気と勇気をもろたかはかり知れへん。

らんまんでええ言葉言うてはった。

「あらゆる命には限りがある。植物にも人にも。ほんじゃき、出会えたことが奇跡で、今、生きることが愛おしゅうて仕方ない。のう。」

一日

昨日のびわモニでつかれたおっと、畑も朝ヨガもキャンセル。

なので一人ヨガをして 相変わらず極楽のあまり風がたまらん居心地の良いベランダで片鼻呼吸。

 

あさ銀行のATMにいったら ブラスバンドの元気な音色。

ガス灯広場でなんかやってはるのやな。

 

そして小川酒店開店。

大津割が始まり 結構忙し。

丁度4000円になると1200円お得なので、パズルのようにお客さんと対話。

 

夕方 嬉しい!

長~~~~~~いお付き合いの 矢野さんご夫婦ご来店。

嬉しくなって しゃべり過ぎました。

いつも見守ってくれてはる感じがして ものすご大切な人です。

 

お店を閉めてフレスコに買い物に行こうとしたら 湖岸で花火。お~~~~~っ

その後静かになったら お月さんが美し。

大津祭りのお囃子の練習の風情を楽しみながら

今度は中安酒店のジャズライブを通過。

 

飲食店さんからの大量のペットボトルを無事にエコボックスに。

 

10月2日からプレミアム商品券が発売されます。

なんか 忙しなりそうや。

ちゃんとちゃんと 鈍せんように 丁寧に仕事していかな。

 

なんでもない一日やったけど こうして書いてみると えらい盛りだくさんの一日。

ありがたいことや。手を合わせておやすみやす。

おかず

いろいろ春巻 鶏の塩糖水漬け 切り干し大根サラダ

 

もくもくふぁーむのお土産。バターナッツかぼちゃもジャガイモも皆シンプルにオリーブオイルでやきました。ゆで卵のタパス。

 

簡単ばら寿司

それにしても今年は 沢山ベランダで青紫蘇が成りました。

 

生協の牡蠣でパスタ。えらいプリップリでした。

 

朝市のもろみ納豆。若吉君が釣ってきてくれた鯛の骨でだしを取った鯛めし。

干し茸沢山のお味噌汁。はまってしまった塩糖水漬けの鶏ちゃんをグリルで焼いたん。

 

みたらし団子の豚肉巻き ご飯を巻いた時は焼肉のたれを塗します。小松菜の袋に書かれていたレシピは、茹卵とマヨ カレー粉 ケチャップのサラダ。

 

しょうもない何でもない毎日のおかずやけど 大切にしたいな。

ほんで 写真にとることでモチベーションをあげます。毎日毎日やし。

 

失敗したので写真ないけど、徳島の万年山文庫さんから頂いた柚子塩胡椒ポン酢は、言うてくれはったやけど、焼きそばにしてみたらほんまに新境地でした!!!

 

それから 徳島万年山文庫さんから美味しい柚子が沢山送られてきました。自然の恵み 嬉しい~~~です。有難うございます。

ついつい嬉しくなって 色々なところにお嫁に行きました~~

びわモニ出演

おっとが びわモニに滋賀酒乾杯プロジェクトの宣伝マンとして出演しました。

この頃朝市20周年でも京都新聞にでたし、有名人や。

後で画像をみながら、目ちっちゃいなあとか、垂れてるなあとかいいながら、おもろ。

田中議員さんもご出演。甲賀に住んではるので田中酒造の酒造りを手伝ったりしてお酒も大好きなのやて。

もう一人は ヨシを活用することでヨシ原を守る活動をしてはる宮尾陽介さん。

権座のラベルもヨシ紙なので 深いかかわりがあります。ヨシ焼きをすることで病害虫の駆除にもなり、その後まるで彼岸花みたいに凄い勢いで芽吹いていき、4メートルにもなるそうです。この成長過程で浄化されていくのやて。素敵。

 

皆皆繋がっていて有難いなあ。

10月1日 日本酒の日について、歳だけではなく月にも干支があり、10月は酉であることから 日本酒の日と名づけられたと。さらに酉という感じは酒壺や酒そのものを意味していたそうな。私もおっとも長い事酒屋していて知らなんだ~~~世の中まだまだ知らない事だらけ。

 

色々な話題があり、今回のお酒と関係のないことも川本勇さんが振って来はるので、おっとは どきどきもんやったそうです。お疲れさまでした。

曼殊沙華

超久しぶりにかむなびのいとがーさんがご来店。

嬉しかったです。

ご一緒してはった方、お聞きしたらなんと植物のお仕事をしてはるそうです。

まさに牧野富太郎みたい!

嬉しくなって小川酒店前のヒガンバナや、八重のドクダミや、レンギョウやらミズヒキ

ソウ ムスカリ カタバミ ウスユキソウ 露草 不如帰 ギボウシやらいろいろ見てもらいました。いろんな人から頂いた また鳥が運んでくれた 私の大切な宝物です。

 

流石にいろいろなことをよくご存じで、いろいろ教えてもらいました。

曼殊沙華はにょきにょき 一日5センチくらい伸びています。

ほんまに凄いのです。

生命力にどきどきします。

ほんで毎日、見にいくのが楽しみ。

昨年は急に咲いたのでようわからへんままやったんやけど、今年は新芽が出た時からちゃんと観察。

いよいよ明日くらいに咲きそう。

翌朝 咲き始めました!!

 

友人にこのことを伝えたら お家に白の曼殊沙華がいっぱい咲いているそうなんです。らっきい!!!頂けることになりました。

 

お====っと むかご発見。むかごごはんやな。

ふみはんが発見!

なんと可愛い~~~~ 植物に癒される日々です。

天穏の哲学

天穏の田島杜氏のことを勉強しました。

感動です。

 

生酛吟醸吟醸と言うのは、香りのイメージがあるけど、これは現代の吟醸造りであり、本来は清らかで呑みやすい 祈りが込められた神に捧げるお酒=お神酒の事。

そして生酛は清らかなだけではなく 加えて 米や水そして麹や酵母の力をさらに引き出し、生命力を生み出すということ。

 

例えば麹も2日でもできるけど、それでは清らかすぎ。さらに一日丁寧に時間をかけることで、祈る時間も増え、力強い深い味わいになる。

 

味や香りよりも、お酒を飲んだあとどういう気持ちになるかが大切。

身が清められて 晴れやかな気持ちになる。

 

山陰吟醸は、出雲の農家の人の代わりにお酒を造らせて頂く気持ち。

お米を作ってくれた人への感謝の気持ちをお酒で表現したい。

農家の人がよろこんでくれたら嬉しい。

 

本当にいいお酒は、自然の力を体が取り込んで、飲んだ人と人をちゃんと繋げてくれる。

そしてそんなお酒を造りたい。

 

私も清らかで深くて力強いお酒を、心を込めて売らせていただきたいと思いました。

滋賀でいうたら 不老泉や北島のきもとに とても近いものを感じます。

神さんがお酒にやはります。

合掌。

先ほど神開の海老蔵さんご来店。この話をしたら 海老蔵さんお坊さんでもあられるので、日々が神さん なので むしろ ひいてはった~~~けど 私はすっかり神社とっ気にどはまりどす。