酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

チルチンびと

作石くん、3914クン・・・・Pちゃん・・・P箱青年より連絡がありまして
チルチンびとをみてくだされ・・・とのこと。
チルチンびとは何冊か家にもあり、大好きな本。でも長いことご無沙汰。
で購入したら、あの鞍馬ん口の家がなんと6ページにも及んで掲載されていました。

Pちゃんも同居人のTクンも むっちゃええお顔やな。

何度か伺ってはいましたが、いつも夜やったのでへえこんなんやったんやと驚きもあり・・・

過去に住人やった人それぞれが、手の後を残して変化成長してきたお家なんや。

お酒の熟成部屋が圧巻。先日も大好きな丹沢山を、夏は軽く火入れ状態にもなるという熟成部屋で寝かせたものと、唐崎のときわやさんで冷蔵庫で寝かせたものとの比較試飲を、私にもさせてくれはりました。また彼の好きな浅茅生は生でこの熟成部屋で夏を越したので、秋口には鞍馬ん口オリジナル浅茅生ひやおろしです!と、自慢げに言うてはりました。変態や・・けど熱い可愛い人やな。

・・ほんで、ときわやさんも滋賀の酒屋さんで載ってはりますやん。作石くんが財布を見つけられずにいると「今度でええよ~」なんていうコメントも。

どこで出会ったのがきっかけか忘れましたが、P箱青年と朝市ではなくてはならない有名人になった作石君。こんなはんなりした町屋を住処とし、隙間風も酒の肴にしてしまう大らかさと、素敵な仲間をもってはるんや。

T君の言葉もええな
イメージどおりに作りこむ家ではなく、外からいろんな人やモノ
入ってくるのを楽しむそんな余白を残した家がいい・・・
そしてその余白を埋めるのが美味しい肴や地酒やおしゃべりなんや。

馴染んでいたつもりの作石君とその周りの人たちが、川の水面が太陽の光に照らされてきらきら輝いているような・・・・素敵な新鮮なものに感じられました。ありがとね。

ちなみに今度の朝市でサックスを吹いてくれる予定であった女性は、日程の調整により4月に延期になったのですが、Tくんのフィアンセなんです。作石君は今の恋人は、日本酒です!!やて。きらきらした夢にむかってがんばれ~おばちゃんも応援してるで~