酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

神開

朝市をさせてもらっていて、やって欲しい!の声が多いのが神開さん。

一度お蔵さんに伺おうと連絡をしていたところ、専務さん自らご来店になりました。

ここのお蔵は大津絵のラベルで有名なので、暮のシーズンだけ直で置かせていただいているお蔵さんです。瓢箪に大津絵の施された大吟なんぞは見てて圧巻です。(

専務さん、おけいはんの噂どおりジャニーズやっ!しかもあひるちゃんの本では長髪やったのに今はすっきりショートカット!東山紀之ににてる感じかも

少しお話させていただくと、面白かったのが、酵母とお米。

酵母はひたすら9号。大吟まで9号。出品用のみ違う酵母を使いますがほとんどがなんちゅうても9号なんやそうです。

お米も山田と500万石のみ。えらい潔いシンプルなお蔵さんなんや。

専務さんがおっしゃるには、いろんなことに振り回されるよりもこれやったろって思ったお米や酵母にとことんがんばりたいからとか。これも素晴しい蔵の姿勢やと思います。

杜氏は南部杜氏、北島さんと同じく、以前は但馬でしたが今は南部。

地元を大事にしたいとは思いつつも、東京行きがやっぱり多いそうです。

明日からも東京。百貨店の試飲販売だそうです。

この蔵、面白そう・・・・また調整して、連絡を取って9月もしくは10月の朝市に初登場となります。姉御やあひるちゃんと伺って、いろんなミのある話を出来ればええなあと思っています。

古酒についての思いを訪ねると特に思い入れがあるわけではなく「売れ残ったので放置しておいたお酒がえらいおいしゅうなってしもて・・・・」でも私らの周りではけっこう神開の古酒が人気かも・・・・確かに江戸はものすごい市場・・・でもでも地元にもあつい情熱のファンがいる事を忘れんといてくださいね。ときどき江戸から参勤交代のように近江入りされる稀有なありがたいお人もやはりますよ明日も近江入りどす。