酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

木の文化

続いて 不老泉のお蔵へ・・・

こちらも昼過ぎのはずが3時半になりました。
でもここも あったかくお迎えくださって感謝です。

私としてはここの テーマは木!
入るなり この木桶がどか~~ん。

甑(こしき)もここは木。木の甑でお米を蒸すと さばけの良い蒸米ができるそうな・・・・そして蒸し米が ぴんと立ち寄るそうすわ。

そしてお蔵を案内して下さった後、利き酒会場にもなったのが天秤搾りのおへや。

この天秤棒も徳島の皆さん、このお蔵のお酒の味わいとともに 簡単の声をあげてはりました。ええなあ・・おいしいなあ・・・の連発!

また木槽が今年の仕事を終えて分解されているその様子を拝めたのは初めて。

ほんまに釘を一切使わず、また毎年柿渋を縫って 木の強度をたかめ・・・なので 黒光りしています。木の文化に改めて感動や。

初夏の川端。いつきても 気持ちええ・・・前に落ちた懐かしい川端。

そしていつも季節のお花が飾られていまして 今日はシャガの花。素敵!


このあと 辻一さんで宴が始まったのですが 利き酒のとき一番人気やった雄町の新酒。ところが 辻さんのとこで この新酒と二年もんをお燗して飲み比べてみてもらいましたら 圧倒的に2年もんがおいしい~~~~と 皆さん満面の笑顔でした。

辻さんとこも 楽しい~~夜でしてごっつおうはあひるちゃんのブログ参照です。

今回徳島の方に何が食べたいかお聞きしたところ 鯖と鮎とのこと。で見事なお料理にしてくれはりました。鯖は上品で控えめなお酢で〆てくれはりまして 鮎は塩焼きに・・・・圧巻でした。辻さんありがとうございました。徳島からのお土産によばれたお酒は 旭若松が一番の人気。でも ご自分で棚田で育てはった おでんでんというお酒も おいしかったです!そんなドラマもまた たのしや・・・そんなこんなで 夜は延々と・・・・ふけて行きましたんや。ほんまに 皆さんおおきにおおきに・・・