酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

シャンタルさんの家へ・・・・

シャンタルさんは来日30年のフランス人の陶芸家。

万年山文庫さんが、シャンタルさんのお人柄と器に惚れ 徳島のここの茶房で器を使い、また シャンタルさんの料理教室を開いたりしてはる仲。

なのでこの度の遠征の二日目には京都にあるシャンタルさんの工房も訪れることになっていました。・・で私も器が大好きなので ご一緒させてもらうことに!!

京都の街中にある長屋の情緒ある今の工房もとても素敵なところでしたが、今回の行き先はここではなく 高尾をさらに越えた山の山の奥・・・・そこに シャンタルさんの新居が・・

とはいえ 素敵なところなのですが かなり朽ちたお家で 手直しが大変そう・・
器用なシャンタルさんご夫婦は これからすべて手造りで遊びながら家をこしらえていかはるのです。この中は五右衛門風呂。かなり今は朽ちた状態なので これから生まれ変わるのです。昔のもんってなんて 美しいのやろ。このお家は朽ちてはいますが 皆ほんまもんなので手直しのしがいがあるそうです。

トイレと居間がようやっと完成!これは素人の技を完全に超えています。鍵も素敵に工夫・・・すべてが毎日の暮らしに繋がるあーとなり。
絵になりますなあ・・・
眺めは抜群!!
横には川が流れ・・・

そして こんなええ空気のところで ランチをよばれました。シャンタルさんお手製の ラタトウユと 茸のキッシュ、フランスパン、チーズ コンテ、クスクス、ダイナミックなサラダ、デザートには林檎入りチーズケーキやチョコレートケーキ・・・途中 仏師のご夫婦も美山からおいでになり またシャンタルさんの義妹さんご夫婦も加わり シャンソンなどの音楽がながれ ゆ~ったりとした楽しい宴となりました。義妹さんいわく シャンタルさんといると まるで磁石みたいに楽しい嬉しい人たちが寄ってくるのです・・・・と。

万年山さんとすごした二日間は、ほんとうに充実したすんばらしい時間でした、
そしてシャンタルさん訪問は ほんとうの豊かさとはなにか?を実感する時間でした。そして暮らしというものが 生き方ひとつで、とても楽しくわくわくするものなんやということを教えてもらい これからの暮らしがちょっこしより楽しいものにしていけそうな嬉しい気持ちになりました。ありがとうございました!