酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

合格アンサンブル

近江の地酒とお蕎麦のお店玄生さんと加夢居さんとそして琵琶湖ホール オペラの大応援団 Tさんは とある塾の先生。で塾の生徒たちに異文化体験を・・・・そして音楽の人間の声の素晴らしさを・・・・と、なんと塾の館内にて コンサートを企画しはりました。案内もいただいていて、外部からの参加もOKということで 中年のおばちゃんがこっそり・・・

演奏家はなんとあのものすご門戸の狭い 専属声楽家集団 琵琶湖ホール声楽アンサンブルの選り抜きの3人の歌姫。衣装も豪華なドレスで登場。

T先生の合間合間の説明もとてもわかりやすく、またその笑顔から,いかに先生がオペラをお好きかがじわりじわりと伝わってまいります。

また ご自身も美声を披露された生物学の先生が、音の出し方について生物学的見地から語ってくれはったのがここでしか味わえない面白い場面でした。

笑たのが 合いの手を入れはる学生集団のグループ名が 合格アンサンブル。この塾の生徒たちです。音楽を心から楽しんではります。

プッチーニのトーランドットはまさに受験生にふさわしい台詞「誰も寝てはならぬ誰も寝てはならぬ!夜よ失せよ!夜明けになれば私の価値だ!私は勝つ!私は勝つことになる!」上手に選曲しはりますなあ。

最後は乾杯!の曲で締めくくられて 逆に演奏家の方が学生さんに がんばってください!合格に乾杯!とエール。とても素敵な音楽会でした。

T先生が 近江の地酒と琵琶湖ホールを大いに宣伝してくれはったのもあな嬉。先生はオペラのためには 本場イタリアにも足を運ばれる本格的なオペラ通ですが その先生が琵琶湖ホールは世界で一番のすばらしいホールですと誇らしげに言ってくれはりました。私も時々ホールコンサートなどに足を運びますが 窓から眺める素晴らしい琵琶湖の絶景を見ながらの演奏会、そして私には詳しいことはわかりませんが ピアノもまたプロが泣いてよろこばはるようなエラールピアノっちゅうすぐれもんらしいです。T先生乾杯!初秋の幸せな時間をありがとうございました。