酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

かぜのねさん

今日は出町柳からかぜのねさんご一行がご来店。

ほんまにほんまに かぜのねが聞こえてきそうな爽やかな人たちです。

その中の まどかちゃんは 日本酒担当で 先日の酒と語りと醸しと私・・・にも来てくださいまして 真剣にお酒を選んでくださいました。特にお気に召したのが 吟花のお燗 萩乃露はひやおろしと芳弥 浅茅生特純は渡船と吟吹雪・・・30日に酒米違いの日本酒の会をしはりますのでこの知る人ぞ知るの浅茅生を。のでこうちゃんと色々真剣に質問してくれはります。こっちも勉強せにゃっ

はるさんは 最近ボロボロチクチクという手仕事さーくるを始めはったので 草木染めと器にも興味深深のご様子。なんとはるさんのパートナーが 朽木の椋川でヤギを飼いながら農業をしておられるとか。かぜのねさんのお米はそこのお米やそう。・・・・ますます その空気はすてきすてき。

先日七本鑓の前田君つながりでコンサートが行われたまちなか交流館のしてはる方向が かぜのねさんとむっちゃ重なってんなあ・・・って思いました。

で、共通するのが ゆったりほっこりしていること。アメーバみたいに 少しずつ形を変えながらも 真ん中の芯・・木でいうたら根っこの部分はぶれていないこと。これは 浜大津こだわり朝市にもいえることで 社長の末富さんのやり方でもあります。

日本の・・・いやもとい 世界のあちらこちらで すてきな方向を向いてゆるりと寛ぎながら歩いていく人たちが ぽつりぽつりと生まれていったら きっとこの世の中は 捨てたもんやないなあって。そんなことを かぜのねさんを見て想いました。帰らはった後も 夕暮れの秋風みたいに爽やかな余韻が漂っていて 寝るときまでそれは残っていたんです。ありがとうございました。特に私はかぜのね新聞のふぁん。まどかちゃんの字が大好きなんです。これ読んでると ますますほっこりしますがな。