酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

いろんな本

昨日会った真由美さんは本が好きで(私の友人本好き多し)、いつも返りしなに本を2冊くらい持たせてくれはる。1冊は老子のタオという見るからに神聖な本。もう1冊は佐藤愛子の花は六十という本。心のアラヤシキ(阿頼耶識)というすごいええ話を聞いた後だけに迷ったけど、佐藤愛子ちゃんを選ぶ・・・すると読み始めたら止まらない。おばはんのおもろさが笑える笑える。電車の中で人目を気にしつつ笑ってしまう私。私はまだ60まで20年足らずあるはずやのになんかめっちゃわかる。きっと私ももうおばはんなんや。そういうとしょうもない踊りやギャグを昔は笑ってくれていた息子や夫が、このごろそんな私を見て気持ち悪いというようになった。そうかそれがおばはんとの境目かも・・・でもおばはんも何か楽しい。幸せやそしてそんなまったく正反対の2種類の本を薦めてくれる真由美さんはやっぱり魅力的。その本もお風呂で読まはったらしく、紙が波打っていた。愛しい人や。