酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

かんすけの会

草津のてんしょくにて、かんすけの会が開かれました。お酒は「七本鎗」純米ひやおろし、「萩の露」ひやおろし本醸造、「浪乃音」参年熟成本醸造、「竹生嶋 金紋」、「竹生嶋 忘憂」、「不老泉」ひやおろし純米吟醸、「不老泉」 弐年熟成本醸造、「竹生嶋 黄はだ」九年熟成大吟醸。燗上がりするのとそうでないのがあることを再認識。そして燗冷ましのおいしいお酒を頂いて底味に納得。また微妙な燗温度によって味わいが違って、これはほんまに燗文化や。かんすけの会社サンシンさんの西岡さんは、お酒をこよなく愛しておられ、それがよくよく伝わりました。元々は酒燗機を扱っている会社なのだそうですが、知識や愛情のない居酒屋さんによって、燗酒はまずいというイメージが広がってしまい、何とかこのかんすけで燗文化をよみがえらせたいと熱く言うてはりました。
またお料理がすごい。酒肴盛り合わせ鯖のなれずし・黄身の味噌漬け・豚の塩漬け。丁子麩とアンチョビーのピザ。白葱の胡麻油焼き。山芋素麺オクラ納豆和え。秋刀魚の姿寿司。いしる茄子。きのこのホイル焼きバジルソース。揚げ物・・・ロックフォールチーズ入り春巻・里芋の唐揚・舞茸の天ぷら。焼き烏賊の肝ソース。のり吸い。高菜チャーハン。どれも一所懸命作ってくれはって美味しい美味しい夜でした。                                                                            

かんすけさん  燗文化を救っておくれやす・・