酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

近江の地酒祭り ぱあと2

左にみんなで選ぶ地酒祭り・・・のブースの横になぜかとても大きくみえる壁がありまして・・その右はブラインドテイステイングの時とは打って変わって,楽しい個性あふれる蔵元さんと対面しながらの試飲販売。

福々しい中井さんから注がれる浪乃音の純米吟醸。久しぶりやん盛り上がってるブースの吉田専務の手から注がれる 雪花の2006年。(かじや村は両姉御に絶賛!)なぜか姉御が蔵元になっていた黒山の人だかりのブースでいただいた不老泉 3年熟成 あたらしバージョンの燗・・の旨いこと!富田さんの7本鑓の純米も、小川酒店ではファンが増える一方なんです。

これらの蔵元さんは今回入賞はされませんでしたが、じっくり味わうと実に実にええお酒です。地味ですがじわじわといぶし銀のように出てくる味わいが、これらの蔵元さんにあると私は思います。

横には蔵元さんの顔!顔!顔!・・あ、先ほどの神開さんも。なんか大好きやわ美富久さんも久しぶりにお会いするとなんか凛としてええ感じに熟成中。言わはる言葉も思わずメモりたくなります。ここの山廃の純聖がものすごええやん!鈴ちゃんは相変わらずきれいな目。喜元盃の鈴正さんらしい味わいにうっとり大治郎さんの燗してくれはった純米は最高!今年はえらい人気やったのに、そのことを言ってもひょうひょうとしてはります。あと至福もうま~~~~~~っと!この至福はちょっと私にとっとは忘れられない感動のお酒。けど壱萬円也。あまりのおいしさに福井専務に暮れにいただく奈良漬も捨てがたいけど、5年くらい我慢するしこの至福をおくれやすと申しますと、大笑いきりがないのでこの辺にしておきますが、ほんまに個性豊かな蔵元さんの面々。これがまたたまりませんなあ。

今回、みんながブラインドで選んだということもとてもよい企画でしたが、やっぱりおもろいお蔵さんのお顔・想い・個性を目の前にお酒を選ぶということも、私にはなくてはならないこれまたお酒の魅力やとおもいます。ほんまに充実した一日でした。喜多さん福井さん増本さんをはじめ企画された方々本当におつかれ様でした。大盛況でしたね。来年もぜひ 開催してくださいや