酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

お笑い

前にイヌガオちゃんに 桂雀々さんの「必死のぱっち」という本を貸していただいて、電車の中で読んだんですが嗚咽してしまい、むっちゃ恥ずかしい思いをしたことがありました。うるさい落語家はんやなあと思っていた雀々さんがこんな苦労してはったんやと目からうろこ。実は今度生の雀々さんを見に聴きに行きますねん。イヌガオちゃんおおきに~

そして・・・昨晩は その雀々さんの師匠 枝雀さんの番組をNHKでしてはりました。一番弟子 桂南光さんと大ファン佐渡さんの会話とともに・・・・代書・・・・圧巻!

むっちゃ頭もええ人やったんや。

そして必死で生きてはる人やったんや。

こうあらねばならない。ああ あらねばならない・・・ということをあれこれ考えたこともありましたけど、今これだけは・・・と思うことは楽しくあらねばならないということですなあ。

時には本来の笑顔ではなく仮面をかぶっていることがあるかもしれませんが、仮面も何十年もかぶっていますとそれが仮面なのかどうなのかもわからなくなってくるのであります。

これからも出来るだけ楽しくそして愉快にこの道を歩んで生きたいと思います。と言い残して三途の川を渡っていかはりました。

ふたりっこの三林京子さんとの名夫婦ぶりはお見事やった。

芸人さん・・人を楽しませる笑わせる仕事ちゅうのは 大変なお仕事や。でもそれだけに その天性の勘とたゆまない努力によってできた 研ぎ澄まされた落語はほんまに何度見ても笑える、そしてしまいには泣けてきます。