酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

月の立つ林で

素敵な本を読み終えました。青山美智子さんの本 月の立つ林で です。

妹が 快気したときに 大切なお友達が送ってくれた本です。

月のはじめの日のことを ついたちという。

あれは月が立つ つきたつっていう語源からついたちになったそう。

 

新月 朔 は月齢0 浄化日ともよばれ、月の満ち欠けのリセットされるタイミングでもあるそうです。

新しいことにチャレンジしたり、目標を立てたりお願い事をするのにふさわしく 魚が良く釣れるとも。

 

そして そのタイミングは自分でそうしょうと思わなくても自然の流れが来る。

宇宙の流れにのっている。

 

新月も満月も月に一回訪れます。

 

新月から満月に向かう時には、エネルギーは蓄積され、逆に満月から新月に向かうときに 蓄積されたエネルギーが手放されていく これが浄化。

 

登場する 人々が皆々新月 月で繋がっていて 色々な複雑なドラマが繰り広げられるのですが、最後には温かな結末に。

 

心が 温かくなり、そして す~~~~~っとしました。

 

月は毎日姿を変える。必ず変える。

途切れなく続く毎日の中で、輝きながら消えながら。

目を凝らさなければ失ってしまいそうな 細い細い月を見ながら微笑む。

本って しみじみしみじみ 豊かや。