酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ながらの座座 新緑の季節に合うお酒 池島酒


今日出る 池島さんの造ったシークレットのお酒は キャンプで飲みたい=こんな風に新緑がキラキラしている 風の木こち良い空間に合うお酒を造りたい想いで醸されました。前の記録によりますと「滑らかで酸味と旨味の利いた、食中酒。冷やしても燗しても旨く、楽に体に入るといいなあ。その上で、思い出してまた飲みたくなるような、個性がにじみ出るといいなあ」でした。

六号酵母でものすごい泡で でも泡が溢れへんくらい余裕のあるタンクやったので そのものすごい泡が断熱材になったそうな。

また、泡が落ちて来て地になると もろみの品温がどんどん上昇していくのですが それを教科書的には 抑えにかかるということなのやけど 勢いを止めたくないので それをあえてしないのが池島流。

「協会6号泡アリ」はもろみが切れないと業界内で言われたりします。たしかに、切れない、ですが、切れ始めたら圧倒的勢いで切れていきます。そこまで我慢できるか、ということなのかなあ?

これを呑まはったお客さんは いたくその美味しさに感動してはりました。白ワインみたいというお声も頂きまして ラスクのお料理にばっちりちり 合いました。むーちゃんの奥様雅恵さんが焼いたラスクに 鮒ずしの飯と大蒜とアンチョビを和えたソースを塗り その上に生ハム。これは和と洋の素晴らしいマリア―ジュ。お燗もおいしい

貴重な貴重なお酒を出していただき 本当にありがとうございました。感動します。