今お見えになったお客様、悩んだ末に七本鎗と神開のお酒をお選びになり、贈らせて頂く事に。
そしたら なんとあの唐津焼の中里隆さんに贈られるとのこと。
びっくりぽんです。
アトリエ北国の焼き物の旅で伺ったことが懐かしい。
そのかたは 今もお親しいそうです。
今は80歳を超えてはりますが、足腰もむっちゃ元氣で作陶にも励んではるそうです。
陶歴を拝見したら、井上萬二さんに指導をうけてはったとありました。
井上萬二さんは白磁で有名な作家さんですが、白磁はほんの小さなピンホールでもそれがあると値段が下がるので、そのかなり大きな壺を旅のお仲間が購入しはりました。それでもかなり高額でしたが それはそれは美しかった。
あの当時色々な窯元を訪ね、また窯元のお祭りに行っては 好きな器を買って店に並べていました。
今も少しだけ残っていますが、それをみると楽しかった旅を思い出します。
これはその時のお茶碗です。中里さんのは手が出なかったので、違う唐津の窯元のお茶碗を買いました。作家さんのではなく職人さんの作品なので、手ごろ価格でしたが、今も大好きです。器はやっぱり大好きや。
お尻=高台も重要なポイントです。