酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

今森光彦さん

大津在住の写真家・今森光彦さんが、徹子の部屋に出はった。特に心に残ったのが新旭の田中さんというおじいさんの話。このあたりは山の神様と湖の神様が同居しているので蔵の中で、山で取れた作物と琵琶湖で取れた小さな魚2匹をお祭りして感謝すると言う儀式があって、今も尚行われているそうな。またこの田中さんは水に対する思い・・・畏敬の念・・・の素晴らしい人で、家の中に川(井戸水?)があって、その水に感謝の思いを馳せながらそこで野菜を洗ったり飲んだり、鯉が泳いでたりすると。里山国定公園の違いは生活ということ。人間がそこで生活し自然と共存しながら、お互いが生かしあって暮らしていく素晴らしさ・・そんなことをこの田中のおじいさんから教えてもらったと言うてはった。こんな風に好きなことをお仕事にされて、それが皆にも認められて、さらに写真を通じて琵琶湖の環境を守り育てていく動きをしておられる今森さんは大津の誇り!!.私は写真の事はようわからへんけど、今森さんの写真はなんかとても惹かれる。きっと心の目で写真を撮ってはるからやろなあ。写真を撮るということはそのものを知ることなんですわ、とやさしいでも凛とした表情でおしゃった。         私が持っている今森さんの写真。ええなあ。